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ドリブルだけじゃなくて、ユーティリティーなプレーヤーでありたい!(湘南 ♯18 高溝黎磨)[F1第9節]

 

2019年7月13日(土) 駒沢体育館
(PHOTO,TEXT・山下浩正)

 

後方の植松から“撃ってこい!”といわんばかりのパスを受けシュートに行く高溝(写真上)。だが、そのシュートが相手の♯6関の足に引っかかってしまう。

 

ボールを見失う関。その関を味方のブロックのように活用し。

 

後方を回り込むことでゴレイロ田中の手の届かないところへとボールを運ぶ。内村(右)と植松(左)はアイソレーションして高溝と距離を取っている。

 

田中がブラインドになっている関をどかしたことで高溝の前が大きく開けた。この瞬間を見逃さずに高溝はシュート!

 

見事ゴールを決め、敬愛する先輩・内村の祝福を受ける♯18高溝。このゴールが反撃の口火となった。

 

Fリーグ2019/2020 ディビジョン1 観客数:804人
立川・府中アスレティックFC 2-3 湘南ベルマーレ
[得点経過]
1-0 00分28秒 立川・府中 19 ジョー
2-0 09分54秒 立川・府中 29 堤優太
2-1 11分07秒 湘南 18 高溝黎磨
2-2 27分11秒 湘南 10 ロドリゴ
2-3 34分24秒 湘南 6 植松晃都

 

上り盛りの25歳はどこまでもどんよくだ

てっきり、ドリブルの美学に没頭しているのだとばかり思っていた。

この日、0-2からの逆転の口火となるゴールのキレと冷静さは、高溝黎磨(たかみぞ れいま)の高いポテンシャルを感じさせるプレーだった。

しかしは25歳はどこまでもどんよくだ。ドリブルだけではなく、複数のポジションをこなすユーティリティープレーヤーになりたいといった。血気盛んな若者のコメントを聞いた。

 

負けてたのでダイナミックに行ってやろうと

Pivo! ナイスゴール。

高溝 ありがとうございます。

Pivo! 鮮やかにディフェンスをかわして、かわして、右足シュート。

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