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大分の練習環境は非常にプロフェッショナルに近く、フットサルに専念できる環境だと思います。(バサジィ大分・伊藤雅範監督)[F1第5節]

見事、開幕5連勝を飾って会見に臨んだ伊藤監督(右)と白方キャプテン。大分の躍進でFリーグは新しい時代を迎えそうだ。

 

2019年6月23日 町田市総合体育館
(PHOTO,TEXT・山下浩正)

 

Fリーグ2019/2020 ディビジョン1  第5節 観客数:940人
ペスカドーラ町田 2-7 バサジィ大分
[得点経過]
0-1 02分55秒 大分 10 仁部屋和弘
0-2 10分29秒 大分 9 レイチ
1-2 11分24秒 町田 オウンゴール
1-3 23分40秒 大分 7 ヴィトン
1-4 24分53秒 大分 19 森洸 
1-5 26分52秒 大分 14 白方秀和 
1-6 28分50秒 大分 23 柴野創太
1-7 33分19秒 大分 7 ヴィトン
2-7 39分33秒 町田 10 クレバウジ ヴィニシウス

 

▪️記者会見
(試合を振り返って)
最後の1点が非常に悔しかった

伊藤雅範バサジィ大分監督 えー、お互いにいい試合ができたんじゃないかなと思っています。ま、でも、最後の1点が非常に悔しかったかなぁと思ってます。以上です。

白方秀和バサジィ大分キャプテン 前半、2-1で終えてしまって、かなり後半苦しくなると思ったんですが、先に得点を獲ることができて、そこから突き放すことができて、ま、よかったかなと思いますけど、まだまだ課題はありますので、次また頑張りたいと思います。

 

(質疑応答)
プレシーズンでは200kmぐらい走り込みをした

Q 大分は去年までよりも球際で厳しくなった印象があるが特に重要視している点はあるか。

伊藤 守備では1対1というところをとても重要視していますし、1対1の局面ではボディコンタクトというのは間違いなく守備で大事だと思うので、練習の中で常に選手たちに意識するようにいい続けてます。

Pivo! 得点パターンを見ていると特別難しいことをやっているようには見えないが、その分、選手が全力でボールに食らいつくそういうシーンが非常に目立つ。そのための、フィジカルを上げるための特別なトレーニングをしているのか。

伊藤 2つあって、まず、わたしたちが身を置いている環境は、非常にプロフェッショナルに近く、フットサルに専念できる環境だというふうに思いますので、選手たちは普段からフィジカルトレーニングをする時間を十分に取れているのかなというふうに思います。

2点目に関しては、プレシーズンのトレーニングでは大体200kmぐらい自分たちは走り込みをしていて。ま、もちろん、賛否両論は絶対あると思うんですけど、僕たちは高い強度を大事にしてます。

日本が世界と戦うってなったときに、どうしても海外の選手たちに身体的にサイズ、パワーで、やっぱり難しいところがあると思います。でも、運動量だったり、アジリティの部分ではいかしていけば日本が世界で戦っていくためのひとつになると思いますので。僕たちはフィジカルの部分は重要視しています。

Q 相手陣内で深いところにうまくポイントをつくっていると見受けたが、その辺は特に狙いはあるのか。

伊藤 理由は2つあって、1つは、相手のフィクソの選手の動き、反応を見て自分たちは、足元がいいなら足元、奥がいいなら奥を取りにいくっていう、っていうふうにしています。

もう1つは、うちの(ピヴォに入る)レイチ、芝野、小門のうち芝野、小門は代表クラスの選手だと思いますので、彼らができるだけ高いポジションで仕事ができるようにっていうのは選手たちに常に心がけるようにいってます。

 

▪️ここからは伊藤監督への個別インタビュー

(残り 894文字/全文: 2330文字)

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