その敗戦を糧に。ヴィンセドール白山の戦う者の覚悟[F2]
2019年5月15日
(PHOTO,TEXT・佐藤功)
「勝ちますよ」。
今をさかのぼること1ヶ月前の5月15日、ヴィンセドール白山・渡邊一城はすれ違いざまにそうつぶやいた。それが戦う者の覚悟である。それはF1であろうが、F2であろうが同じ。そして、相手が絶対王者・名古屋オーシャンズであろうと同じである。
試合が始まった。オーシャンカップ2回戦、白山は名古屋を相手に、前半だけで10失点をしてしまう。「これぐらいの差はあるとは思っていましたね。思った通りですよ、今の僕らの力だったら」と渡邊は振り返る。「これが現実」という言葉は重かった。だが、「初めから負けるつもりで行くヤツはいない」という気持ちは失われていなかった。ハーフタイムに喝を入れ直し、後半へ向かった。
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