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絶対に楽しむことは忘れない(NEO・#4 畠中亮輔)[東京都1部]

2019年4月20日  駒沢オリンピック公園総合運動場体育館
(PHOTO、TEXT・なか)

 

試合直後のインタビューで、試合を楽しむという言葉がありきたりで、ピンと来なかった。
数日後のツイートを見て、”楽しむ”という言葉に秘められた思いがあるのだと。

 

畠中亮輔 4月29日のツイート
「もし共感できる人がいたら

めちゃクチャ嬉しいんだけど

試合始まるくらいになると

無性に寂しくなる人いないっすか?

もう終わっちゃうのかぁ。

楽しみが1つ無くなるみたいな。」
https://twitter.com/rikke715/status/1122723879162507264?s=09

 

試合前だというのに、試合が終わってしまうという物悲しい気持ち。
楽しみがまたひとつ減ってしまうという思い。
目の前にある楽しみにしていたことがひとつ、ひとつ減っていくからこそ、その瞬間、瞬間を”楽しむことを忘れない”と、そこにつながるのだと感じた。

 

Pivo! 2勝目おめでとうございます。

畠中 ありがとうございます。

Pivo! とりあえず、2勝目のお気持ちはどうですか?

畠中 なんか、こっから先、2か月空いちゃうんですよ。だから勝ち点6を獲っておかないとってところで、相手はめちゃくちゃ強くて、攻撃力あるんで、そこはもう必死にディフェンスして、もう体張って、もうプライド捨ててってやるだけだったんで、必死にやりました。

Pivo! なんかあれですよね、ここがある種の山場というか、美少年倶楽部も毎年上位にいるチームなんで、2戦目にしてもう山場みたいな。ここで勝ち切ることがかなり重要ですよね。

畠中 そうですね、なんかどこの相手もそんなに差はないと思うんですよ。だけど、ここはうちが勝って、あぁ、美少年負けたんだ、NEO強ぇえんだと思わせれば、心の持ちようも変わるんで、相手もNEOは強いかもって思わせておいて、最初の戦いのスタート位置が、気持ちのスタートも変わると思うんで、そこはいい意味で乗り切れたかなって思います。

Pivo! これ、2勝目のチームって、NEOと、不動前、小金井・・・

畠中 そうですね。

 

 

Pivo! ここで勝ち切るって、かなり重要ですよ。引き分けとか、負けになっちゃうと、途中で厳しくなってくる。

畠中 確かに(笑)、もう本当に一戦必勝なんで、本当に今回、なんていうんだろう・・・そういう中でも、やっぱり楽しみながら・・・絶対楽しもうと思っていたんで、どんなパターンで点獲られようが、点を獲ろうが、どういう状況でも。結局、チーム力ってベンチからとか、応援してくれる人とか、ベンチから外れちゃった人とかもひっくるめて全員で戦う。そういうところでやっているんで、楽しく(笑)。

Pivo! 本当さっきもいっていたんですけど、2か月空いちゃう部分で、次の試合への気持ちを持って行かなきゃならない。3勝目を狙って持って行かなきゃならない、モチベーションを保たなければならない。

畠中 もうそれは全然問題ないです。メンバーが多いんで、メンバー争いがめちゃめちゃあるんで。例えば、自分が今、開幕戦と2節に出られているけど、全然メンバーから外れることもあるんで、出れない若手とかも、ケガから明けてくる選手とかも、必死にくるんで、そういった意味では、チーム内でもこの2か月が戦いなんで、全然モチベーションなんか下がんないと思います。

Pivo! ぶっちゃけ、2チームくらいできちゃいますもんね。

畠中 ははははっ(笑)、2チームじゃきかないかも? わかんないです(笑)。

Pivo! そんな中でも、開幕と今日の試合、順当にセットに組み込まれて、セットから外せない選手なのかなと。よくできていたのかなと。

畠中 あぁ、結局、その、あれ、なんっていうんですかね、この年齢になると、別に頑張っても、頑張ってなくても、フットサル続けているとやっぱケガとか増えちゃうんで、そういった中では、できてたっていえば、できていたんだけど、やっぱもうちょっとケガとか向き合って、コンディション整えて、練習に対して、フットサルに対して、もうちょっと向き合っていれば、もっといいコンディションになれるかなと思います。

 

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