デジタルピヴォ! プラス

[東京都女子1部]城北レディース開幕2連続ドロー! 「この3年間で一番フットサルっぽい攻撃ができた」(城北・川﨑康裕監督)(2018/5/24)

右コーナーキックのチョンドン! から♯3はるかがチームを救う貴重なゴールを決めた。

 

◎第16回東京都フットサル女子1部リーグ 第1節
BALLENA BLANCA城北レディース 1-1 joint
2018年4月30日(月・祝) 小金井市総合体育館
[得点経過]
0-1 2分 jonita オウンゴール
1-1 25分 城北レディース  3 小川春香

 

はるかのゴールに♯23ヒナが両手を突き上げて喜びを表した。

 

サッカーで培ったドリブルで新人とは思えない攻撃を見せた♯14ゆい(18歳)。

 

ヒナと左の♯2のんがワンツーで相手ゴール前を崩し、のんがシュートに行く!

 

しかしボールは左ポストを直撃。こんなシーンを何度見たことか。

 

“ばばあ枠”で奮闘してきたじゅんさんが昨季限りで現役を引退しマネージャーとしてチームを支えることになった。

 

はるかがチームを救う同点ゴール

都1部3シーズン目を迎えたバジェーナブランカ城北レディース(以下、城北)は新メンバーを加えて今年も元気に開幕戦を迎えた。得点力アップを前面に押し出して戦う城北は、超攻撃的な選手♯23ヒナをピヴォに立ち上がりからガンガン攻め立てた。しかし、開始2分、オウンゴールで逆に先制を許す。
それでも城北は慌てることなく攻撃を組み立てていく。8分には♯4キャプテン・リカコが右から果敢にドリブルで割って入り、そして、シュート! これは右ポストに嫌われる。惜しい! このシュートが決まっていたらその後の攻勢もあり大差の勝利になったに違いない。 
11分には♯3はるかがライン間に侵入し攻撃の幅を広げる。直前のタイムアウトで川監督が「間を使え」と指示したとおりの動きだ。
新加入の♯14ゆいもサッカーで培ったキープ力と仕掛けで、いいアクセントとなっていて、ゴールへの期待が膨らむ。
城北は、前半ノーゴールで後半へと折り返すと、5分、そのゆいがカウンターから抜け出しゴレイロと1対1をつくり出すが決まらない。♯2のんもカウンターからヒナとのワンツーで抜け出しシュート。しかしこれも左ポスト直撃。不運が続いた。
待望のゴールが決まったのは後半10分。右コーナーキックを得た城北は、ゆいの落としをはるかがチョンドン! ゴール上部にたたき込んだ!! 新人とは思えないゆいの落ち着いたリスタートといい、角度のないところからゴール上部に突き刺したはるかのシュートといい、願ってもない形。結果的にこれがチームを救う同点ゴールとなった。
試合はまだ続く。城北はこの後も猛攻を仕掛け、相手はみるからに疲労困ぱい。ゆいのシュートパスにのんが体ごと相手ゴールに飛び込むシーンもあって、最後まで逆転勝利の期待が高まったが、1-1のまま、タイムアップの長い笛が鳴った。

▪️同点ゴールを決めたはるかのコメント

(残り 2802文字/全文: 3974文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ