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無料記事:浦安の人々の望み。それは高橋健介が作る未来[Fリーグ第25節](2017/11/19)

DUARIG Fリーグ2017/2018 第25節
バルドラール浦安 3-4 アグレミーナ浜松
2017年11月18日(土)浦安市総合体育館 観客数:1,008人
[得点経過]
1-0 04分36秒 浦安 14 石田健太郎
1-1 11分48秒 浜松 8 松本行令
2-1 22分31秒 浦安 20 野村啓介
2-2 25分51秒 浜松 94 ジョン レノン
2-3 28分26秒 浜松 10 フィネオ アラウージョ ※PK
2-4 33分02秒 浜松 10 フィネオ アラウージョ
3-4 37分04秒 浦安 9 星翔太

▼浦安の人々に未来を託された高橋健介

この日、2得点の活躍をした浜松のフィネオ アラウージョが2回目の警告で退場をしてしまう。浦安は数的優位を手に入れた。それは5人に戻った浜松に対して星翔太が青いGKユニフォームに着替えるパワープレーと合わせ、5分の時間だった。その成果は1得点。あと1点足らず、浦安は敗戦となった。
浦安が進む道は長く険しい。だが、サポーターたちは選手たちを信じ、高橋健介が男になることを望んでいる。ゴール裏には、浦安の未来を願う横断幕が掲げられていた。

まとめ◆デジタルピヴォ! 佐藤功

高橋健介監督(浦安)

「ずっと課題にしている押し込んだ後の部分、なんとなく悪くないような流れを断ち切ることができないのが現状です。(星)翔太が全部こじ開けるだけでは、チームとしては難しい。「自分で決めるんだ」という気持ちで、自分が決断することを大切にしてほしいと話していました。その部分が出てくれば、それが改善していける唯一の方法だと思います。

失点の部分に関してはアンラッキーな部分があり、CKもFKもあそこしかないところを突かれ、PKという不運な部分もあった。そういった重要な局面でエラーを引き込んでしまうというのは、押し込んでいる時間帯で自分たちが仕留めきれないことが原因だと思います。そこは気持ちを切らさずに、いろいろ策を講じてやり続けるしかないと思っています」

――プレーオフ争いが厳しい状態となっていますが、下部組織や若手を使ったり、経験を積ませるというようなことは考えていますか?

高橋 若い選手に無理やり出場機会を与えることは、彼らにとってプラスにならないこともあります。ベテランと若い選手が同じ力であるならば若い選手を選択したいと思っていますが、無理やり世代交代をしようとは思っていない。ポジションはつかみ取るものだと思います。

――ベテランの岩本(昌樹)選手が久しぶりの出場となりましたが、起用した理由は?

高橋 ケガ人が多くいる状況でもありますが、練習のパフォーマンスから判断して起用しました。今日の彼に関しては満足していますし、練習でのパフォーマンスをそのまま発揮してチームに貢献してくれました。出場は、こういった練習でしたことをどれだけ表現してくれるかだと思います。若い選手たちは、強みの部分をもっともっと出してチームにプラスをもたらしてもらえるのであれば、間違いなく入ってくると思いますね。現状、若手に期待しながら待っています。

――ゴール裏に監督へのメッセージの入った横断幕がありましたが?

高橋 ずっとここで育ててもらって、そういった形で出してもらえるのは非常にありがたいことです。ただ、現状は結果が出ていません。結果を出すために自分が考えた最善の方法をやってきましたけども、全員がプロ意識を持って自分自身を変えなければこの現状は打破できないことを真摯に受け止めなければいけないと思います。あの横断幕はありがたいことです。あの言葉をありがたく受け取って、矢印を自分自身に向け次の試合の準備していきます。

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