[Fリーグ2016/2017第19節]アグレミーナ浜松・田中智基「キレを取り戻すために直近の2週間で7キロやせてみた、うん、いいよ、理想的!」(2016/11/29)
アグレミーナ浜松。『FUTEBOLiSTA 天下一武道会』のトップチームLUZ SELESAO TEAMの人気者RIN(22番野嶋倫)、TAR(17番田中智基)、SIN(16番須藤慎一)が顔をそろえている。
SuperSports XEBIO Fリーグ2016/2017 第19節
ペスカドーラ町田 3-1 アグレミーナ浜松
2016/11/14(月) 町田市立総合体育館 観客数:818人
[得点経過]
1-0 07分12秒 町田 10 森岡薫
2-0 10分31秒 町田 6 本田真琉虎洲
2-1 15分14秒 浜松 13 山元優典
3-1 31分09秒 町田 10 森岡薫
2つの顔を持つ男
田中智基(31歳)は2つの顔を持っている。1つは、アグレミーナ浜松所属のFリーガー。この日も先発出場したチームの中心選手だ。もう1つは、11m×10mと小さいコートで徹底して足技を競い合う、『FUTEBOLiSTA 天下一武道会』のトップスター。この3on3イベントの得点は『ゴール: 1点、股抜き: 2点 ※相手の股を抜いて自分のボールにした時点。しかも美しく抜き去ったときに限る。判定はジャッジ&観客の声』という極めて特異なルールで決まる。その中でそのルールの申し子として君臨しているのが、LUZ SELECAO TEAMに所属するTARこと田中だ。天下一もFも勝敗を競う場だが、田中は、Fの舞台でも観る人を魅了せずには置かない。この日も彼のサイドアタックに場内がどよめいたほどだ。それは彼の持って生まれた才能だ。アグレミーナの保田健二朗監督も、「トモキは、ご覧のとおり、独特なプレーヤー。彼を気持ちよくプレーさせるために、ある程度の自由を与えています」と語っている、そういう存在なのだ。しかし、現実は厳しい。LUZ SELECAO TEAMは天下一武道会のトップチームだが、アグレミーナ浜松は残念ながら11位に甘んじている。そんな中で田中はFリーガーとして何を思いプレーしているのか。久々に聞いたトモキの天然語は耳に心地よかった。
まとめ◆デジタルピヴォ! 山下
前半7分。左コーナーキックから森岡がダイレクトボレーをたたき込み町田が先制。
2週間で7kg減量
Pivo! やせた?
田中 やせた。
Pivo! 今は何キロあるの?
田中 今は67キロ。
Pivo! それが元は?
田中 74とかだった。
Pivo! ええー、7キロ落としたの? どのくらいの期間で?
田中 2週間。
Pivo! ええー! たったの?
田中 そ。
Pivo! 体調崩さなかった?
田中 崩さなかった。一瞬だよ、一瞬。初めてやってみた。変わるのかなぁと思って。
Pivo! 何をしたの? 食事制限?
田中 うんとね、炭水化物、抜いた。サラダと納豆だけ。
Pivo! 米の飯を食わなかった。
田中 うん。
Pivo! 3食とも?
田中 朝は食わない、基本。2食、2週間、我慢してみた。
Pivo! で、結果としてどう?
田中 全然いいし、動ける。今普通に食うけど、米もね、好きなものも食うけど、そこの67から68は維持しててて。大分いい。何もしてないんだけど、食えなくなったの。
Pivo! その結果、今日のように走れるんだから理想的じゃない!?
田中 うん、いいよ、理想的!
Pivo! すごいことやるヤツだ。
田中 まあね(笑)。
チャンスはお互い同じぐらいあった
Pivo! さて、今日の試合。チームとしてディフェンスする時間が長くて、それは想定内かなっていう印象もあるが。どんな気持ちで戦ったのか。
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