[無料記事]Rabisqueiro・橋本圭悟さん「新しい技を手に入れる喜び」(2015/10/3)
2015年9月22日、<Rabisqueiro×DAIBAフットサルクリニック>が開催された。
現在はRabisqueiro(ハビスケーロ)品川の代表を務める、元ペスカドーラ町田の橋本圭悟さんによるドリブルクリニック。
場所はFUTSAL DAIBAにて。
FUTSAL DAIBA×KEL TOKYOという月曜日に開催されるスペシャル個サルにゲスト枠【BAHIA】で参加をしている橋本圭悟さん。
普段は以前にも記事で書いたとおり、子供(小学生)を指導している。
そのスクール名が Rabisqueiro!
*Rabisqueiro(ハビスケーロ)とは
ポルトガル語で≪魅せる人、プレーヤー≫を意味する。
今回は Rabisqueiro×FUTSAL DAIBAのコラボレーションで大人=中学生以上を指導した。
参加者は17名。シルバーウィークの中、大盛況のクリニックとなった。
参加者それぞれはケイゴさんが提示するメニューを一生懸命こなした。
それこそ、新しいおもちゃを買い与えられ子供のように、宝物をかみしめるかのようにそれぞれが目を輝かせながら技の練習を繰り返した。
その場で何度も繰り返し、参加者がケイゴさんに聞いたり、ケイゴさんからアドバイスをしたりしながら充実した時間は過ぎていった。
この気持ちは参加をしないとわからない楽しみであるし、ケイゴさんの指導は定型文でなくオーダーメイド。
そのため、技術指導の詳細はあえて省略する。
少しでも様子が伝わればと思う。
次に後ろ通し。後ろ通しとは両足のヒールを使ってボールをくるくる回すもの。天下一でおなじみの技だ。
それから、右足でボールをピタッと止めるフェイント。右足のインサイドキックでボールを左足の後ろを通した直後に右足のアウトサイドでピタッと止めるもの。
エラシコの逆、インアウト! ケイゴさんはエラシコよりこちらのほうが簡単と話す。
右足インサイドで左足の後ろを通してのインアウト! これは上級技となる。
エラシコとインアウトのコツをつかんだら、サイドでボールを持ちエラシコやインアウトで中に入るか、それとも逆かというイメージトレーニング。
ケイゴさんがFリーグの舞台で一番使い観客を魅了し、一番実用的な技、ダブルタッチ!
コーンを使ってパス、リターン、ドリブル、シュートの練習に1対1、最後にゲームという流れであった。
以下は参加者の声より。
なかにし・はやとさん(男性・ケイゴさんの大ファン)。
一人でできるボールタッチの技術を高める練習方法を教えてもらいました。一人の時間がたくさんある大人にとって最適です。フェイントに関しては単発でなく、フェイントの前の予備動作を細かく教えてくれるのでわかりやすいですし、使いやすいです。
T・Fさん・女性(ドリブラー)。
たくさん練習ができる2時間でした。
1つ1つのメニューを何度もやる時間があり、かつ、ケイゴくんがコーチなので雰囲気もよかったです。楽しい雰囲気の中、ひとりひとりに丁寧に教えてくれました。今後も子供だけでなく大人にも何度も教えてほしいです。定期開催をお願いします。
Y・Sさん・男性(KEL TOKYOのお知らせより参加)。
難しかったのですが、できるようになったら試合に絶対使えると思いますので今回を機に練習をしてもっとうまくなりたいと思いました。
Y・Tさん・男性(Y・Sさんの誘いにより参加)。
高校時代にサッカーをやっていましたが、基礎がしっかりできていないとできない印象だったので基礎を見直そうと思います。繰り返しが大事だと思うので今日やったことをもとに練習します。とっても楽しかったです。
A・Tさん・男性。
おもしろかったです。すごい技術でした。これができるかどうかというのは・・・継続して練習させてもらって次来たときどれくらいできているかを試したいです。
男性(FBのシェアより参加)。
自分自身、チームでドリブルで抜けてシュートを打つ場面が多いポジションのプレイヤーなので元Fリーガーから自分では知らないエッセンスが知りたくて参加しました。間合いであったりエラシコのテクニックはタメになったので練習します。
また、1☓対1の練習は普段しないです。そもそも、試合以外では1対1はなかなかしないのでチームの練習にも取り入れたいと思いました。
N・Iさん・男性。
ドリブルは普段しないので、新鮮でした。
T・Iさん・男性。
ボールタッチをたくさんやるクリニックは普段ないのでよかったです。
R・Mさん・男性・中学生(普段は部活でサッカー・弟がハビスケーロ所属)。
個人技・ドリブルは苦手で普段はしないのですが、できるようになりたくて参加をしました。コーチがプロなので普段部活で教えてくれないことを教えてくれて勉強になりました。
Y・Oさん・男性・中学生(普段は部活でサッカー・R・Mさんの友達)。
ダブルタッチであったりエラシコは自分ではできているつもりでしたが、人から見たらできていないのだなと感じました。もっと練習します。
FUTSAL DAIBAのマネージャー・金 鉉徳さんにインタビュー。
古澤:開催のきっかけと感想をお願いします。
金さん:開催のきっかはKEL TOKYOの個サル(BAHIA)で紹介してもらい、個人的にも一緒に蹴っている中でこの施設でもやりたいねという話が出ました。
ケイゴくんのセカンドキャリアの輝かしい歴史の1ページに刻んでもらいたいと思いました。
これから継続的にやってもらい、いろいろなところから引っ張りダコになってもらいたいです。
今日は丁寧にしっかり声を張ってやっていたと思います。
また次回開催したいと思っています。
町田をはじめとして西東京のほうがフットサルは盛り上がっている印象を受けます。そういう人たちが都内に来ていただいてチームの垣根を越えた活動ができればと思います。
古澤:施設の特色を教えてください。
金さん:FUTSAL DAIBAは場所が東京のお台場という遊びに来るところにありまして、コートの隣には大江戸温泉物語がある複合施設です。
32✕17mの3面横並びで開放感があって見通しのいいコートとなっていて、フットサル・ソサイチ・アメリカンフットボール・ラグビー・ドッジボール・運動会の練習と利用は多岐にわたります。
大江戸温泉のチケットは施設利用者には特別価格で前売り券を販売しています。
古澤:今回FUTSAL DAIBAで初めて開催ですが、経緯と感想をお願いします。
ケイゴさん:金さんと普段から仲よくさせてもらってるので、クリニックをやらせてもらうことになりました!
自分にしかできないクリニックをやりたいと思いやりました!
古澤:クリニックをするにあたりどのような気持ちで臨んでいますか。普段、子供を主に教えていますが、大人とやはり違いますか?
ケイゴさん:多少違う部分がありますが、伝える部分は一緒なので、ハビスケーロで伝えてることと変わりません!
古澤:次回開催の要望がたくさん出ています。
ケイゴさん:なかなか一回で出来るようにならないと思うので、いろいろな場所でコンスタントにやっていくのでまた是非参加してください!
自分は本当に小さい頃からドリブルしかしていないので、ドリブル、フェイントに特化したクリニックをやっていますので今後ともよろしくお願いします!
ケイゴさんは以前、 Rabisqueiro の記事において、「チャレンジ、ミスしてなんぼ! たくさん失敗して、たくさん取られてできるようになる。そうして、体に染みつけて局面で使えるようになる!」という話をしていたが、今回のクリニックの最後にもこの話をした。
今回のクリニックの最後のゲームでもチャレンジしてほしいということを伝えた!
チャレンジをしていき、自分のチームの試合や、大会でもテクニックを出せるようになってほしいのだという。
フットサルはもともとおもしろいスポーツである。
それに加えてケイゴさんのようなテクニックは観ているものをワクワクさせる。
観るだけでなく、できるようになるとフットサルライフに彩りが出てくると思う。
できるようになっていく過程もできるようになって実際に使うのも楽しいと思う。
ケイゴさんから教えてもらう宝物のような時間、テクニックは本当にすばらしいので是非皆さんに参加していただきたいと思う。
これからもケイゴさんのテクニック普及活動は続く。