こんなにもおもしろいゲームがあったのか!? アビリドーゾ3on3はゴールのひと工夫で男女が同等に勝負! (2015/8/31)
当代きっての3on3人気三人衆、左から石黒裕二、橋本圭悟、宿本諒太。石黒の声がけに橋本が応じる形でチームhabilidosoでの出場が実現した。3人ともボールを受けるたびに技の数々を披露。華麗な技が実戦で使えることを証明してみせた。
30日、神奈川県・寒川のHabilidoso Futsal Parkで3on3大会があるという。行く約束しちゃったものの、遠いいし朝から雨だし気が重かった。ところがゴールに工夫を凝らした大人の部が始まるとそんな愚痴もどこへやら、あまりのおもしろさに夢中でシャッターを切った。もちろん、人気者三人衆の存在が大会の軸になっている側面は見逃せない。でも、去年の1回目の経験にちょっとしたアレンジを加えることでこれだけ魅力的なゲームに生まれ変わるものなのか。感心している場合じゃない。これから肝心な部分を紹介していくのだが、Habilidoso藤井オーナー夫妻らがつくりあげた貴重な大会ノウハウをさらしてしまっていいのだろうか。ちょっぴり後ろめたい思いを抱きつつ、でもいわずにいられない性分の男のレポートです。
まとめ◆デジタルピヴォ! 山下
大会名:Habilidoso 3on3 Special Pelada
会場:Habilidoso Futsal Park
http://habilidosofutsalpark.jimdo.com
開催日:2015年8月30日(土)
まずは午前中の子供の部から。右端の3人が準優勝のアビリドーゾB、左端が群を抜くうまさを見せて優勝したアビリドーゾA。中央奥(ビブスの1番)は福岡から来た田中樹くん。
大会を主催した藤井オーナー夫妻と、スクールコーチも務めるお嬢さん。
橋本、石黒らのチーム対子供たちのフルコートを使ったエキシビションマッチ。橋本は相手が子供であろうと全力プレーだし勝つために常に点を獲りにいく姿勢を見せた。
[子供の部の結果]
(順位/チーム/勝ち点/得失点差)
1位/アビリドーゾA/12/7
2位/アビリドーゾB/9/6
3位/FC福岡/3/-2
4位/町田小川ホワイト/3/-5
5位/町田小川レッド/3/-6
雨があがった午後2時、一般の部が始まった。舞台となるコートサイズは15m×13m。3on3天下一武道会(11m×10m)の約1.7倍の広さだ。この広さが「個」と「チーム」の両方を可能にした。
子供がいるチームのゴールは「中」を裏返しにした「小」サイズ。ゴールのサイズと形状が大会を盛り上げる大きな要因となり、大人も子供も女性も同じ舞台で楽しめる工夫が凝らされている。
女子チーム相手に戦う男子チームのゴールは写真の白い「大」サイズ。女子だからと侮ることなかれ。中には競技系チームの選手もいて痛い失点を食らうシーンも。男女でサイズと形状の違うゴールがもたらすおもしろさだ。
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