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ペスカドーラ町田・甲斐修侍選手「選手権でのあの集中力、緊張感は宝物」(2015/7/8)

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2015年6月19日Fリーグ第9節、日本のフットサル界を牽引してきたパイオニアであるペスカドーラ町田の甲斐修侍選手はプレイで観客を魅了した。この試合は出場時間も長く、ゴール前の原選手や西村選手への絶妙のパスがあった。甲斐選手の一瞬のひらめきは衰えることを知らない。関野淳太前監督も甲斐選手のプレイを絶賛した。そんな甲斐選手から今回、コーチ兼任についてのことや、今のチームのこと、若手のことなどについて宝物のようなコメントをもらった。

まとめ◆デジタルピヴォ! 古澤学

 

古澤:甲斐さんの選手からコーチへの切り替えについて教えてください。

甲斐選手:もちろん僕は基本は選手です。練習の中でメンバーに入れるように100パーセントを尽くします。試合のメンバーに入れればチームに求められることをします。逆に入れなければ、すぐに切り替えて、コーチとして、チームを盛り上げたいと思っています。

古澤:昨シーズン、関野前監督が退任され、岡山コーチが監督に就任のタイミングで甲斐さんはコーチに就任されました。今シーズンも継続して選手とコーチを兼任されることになった経緯について教えてください。

甲斐選手:選手でやりながらも、メンバー外のときに手伝えることがあればと思い、おかちゃん(岡山監督)との相談の元に今シーズンも継続しました。おかちゃんが求めていることが選手に伝わりづらいときや選手からおかちゃんに伝えづらいことあったときのパイプ役になろうと思っています。そして、選手のコンディション、メンタル状態であったり、チームがよりよい方向に進むためのサポートを少しでもできればと思っています。

古澤:若手について教えてください。

甲斐選手:今年はただ若手が経験のために上がってきたというよりは十分戦力として闘える選手が上がってきました。それ以外の選手たちも誰が出ても今おかちゃんがやろうとしていることを同じ意識で目指してやるチームになっています。なので、練習のときから充実していますし、楽しいです! 試合が近づけば近づくほど厳しい空気感を持って練習に臨める、とてもいい状態です。

古澤:外から練習を見させていただき、選手の力が均衡して来ているという印象を受けました。

甲斐選手:誰かがずば抜けている、このセットが絶対とかそんな感じではないですね。誰がどの組み合わせになっても偏りはなくなっています。

 

甲斐さん写真1

 

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