デジタルピヴォ! プラス

[フットサル日本代表候補合宿]キーマンはフィジカルコーチ(2015/6/12)

村岡さん

 

6月1日から3日間のトレーニングキャンプを終え、目前に迫ったベトナム戦。そして、アジア選手権を見据えた今後の日本代表の活動において、ミゲル監督が“彼の力を生かしていかなければならない”と語ったその人とは。

年間を通じて、日本代表の活動はFリーグの開催の合間を縫っての活動となりそうだ。今回のキャンプにおいても選手のコンディションというのは非常に注視されている。Fリーグの試合を終え、代表の活動に集まる選手たち。さらに、代表キャンプ解散後の週末には試合が控えていることもある。北は北海道、南は大分から集まる選手たちのコンディションはどう調整されているのか。3日間の代表キャンプ終了後、村岡フィジカルコーチに話をうかがった。

まとめ◆デジタルピヴォ! 萩野千絵

 

Pivo! 選手のコンディションについておうかがいします。今回はFリーグ中の招集となりましたね。
村岡コーチ 視察にはミゲルと小森さん(コーチ兼通訳)と手分けして行っていたんですが、今回初めて2日連続で試合があったりなんかして、また中1日あけばよかったがそれがなく、前日、前々日まで試合があったメンバーもいたので、その辺の疲労は考慮しました。

Pivo! 監督から、トレーニング内容は村岡コーチと相談して進めているとうかがいましたが、疲労への配慮についてはどのように対応されていますか?
村岡コーチ トレーニングして、よくなるようだったらやるし、追い込んで回復する時間があるならやります。

Pivo! 動いたほうがいいときと、休んだほうがいいときがあると。具体的には、どのような相談がされていますか? 例えば初日はリラックスした練習内容でしたが、その中で2日目午前のトレーニングをなくした意図は? 何を基準に判断するのですか?
村岡コーチ もともと週末のFリーグが終わったあと、そこ(2日目午前中のトレーニング)はなくそうか、という話は出ていました。最終的には集まった選手たちの動きを見て、全体的に疲れている印象を受けました。今回は無理をしてコンディションを上げるという合宿ではないし、新しいメンバーが2人入ってきて慣れてもらうのと、半年ぶりの招集ということもあって、いろいろと確認をするということで、新しいことはやってないですし。フィジカル的にもカウンターの練習がなかったり、一方向だけと制約をつけたり、全体的にかなり負荷を落とした中で練習を行いました。

(残り 1406文字/全文: 2408文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ