[フットサル日本代表ミゲル ロドリゴ監督インタビュー]「ベトナム戦では、それを使うだろう」(2015/6/7)
代表初招集で表情の硬い芝野選手に丁寧に声をかけるミゲル ロドリゴ監督(写真中央)。
9日に向かえるベトナム代表とはどんな相手なのか? 今回の合宿の目的はなんなのか? 戦う選手たちの状態や、どういった戦術を用いた闘いを想定しているか? 代表における不安要素はなんなのか? 合宿2日目のトレーニング終了後、ミゲル ロドリゴ監督に直接うかがった。
まとめ◆デジタルピヴォ! 萩野千絵
Pivo! ベトナムの情報はあまり日本には入ってきていないが、ベトナムはどんなチームですか?
ミゲル監督 一番最近の対戦の結果からいうと、2-1でぎりぎり勝っている。実は何年もFリーグでも監督をしていたイタリア人の方が何年かかけて強化の土台をつくって、今はスペイン人の監督がみている。その数年間の間に、新しくリーグをつくったり、宿泊施設とピッチも完備したフットサル専用のトレーニングセンターを作ったりしているんだ。
Pivo! 育成の段階から力を入れてきているチームだと。
ミゲル監督 状況をいうと、ベトナム代表は日本でいうと名古屋がいつもチャンピオンで、そこがそのままそっくり代表になっていますって、いうようなチーム。
Pivo! どんな攻撃をしてくるチームですか?
ミゲル監督 すごい速い。ふんだんな動きで、集団で攻め上がってくる。その中に2、3人、1対1で勝負できる選手がいる。
Pivo! それはどの選手ですか?
ミゲル監督 同じ番号を付けてくるかは分からないけれど、アジア選手権のときの6番、8番。名前は難しいね(笑)。実質、おごるわけではないけれども、それでもまあ少し、全体的なレベルは日本よりも落ちるんじゃないかな? とは思います。でも、上り調子のチームだし、しっかりとした土台をつくってやってきてるから、強豪には間違いない。セットプレーなんかは、特に新しいスペインの監督がついてからは、たくさんパターンをつくってきているでしょうし、パワープレーも得意にしてきているんじゃないかな。だから、弱点がだいぶなくなっている。
Pivo! 完成に近づきつつあるチームだと。日本はどう戦いますか?
ミゲル監督 プレッシングではめていくのは、なかなか難しいんじゃないかなと思う。
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