[Fリーグ第3節]“命を懸けて戦ってんのか!?” 湘南、サポーターとチームの険悪な関係(2015/5/20)
試合後の記者会見でサポーターの投げかけに反論する横澤監督とキャプテン浦上。
SuperSports XEBIO Fリーグ2015/2016 第3節
ペスカドーラ町田 6-1 湘南ベルマーレ
2015年5月17日(日) 町田市総合体育館 観客数:1,002人
ぼう然とする選手たち
「おまえら命を懸けてた戦ってるのか!?」
手痛いアウエーでの完敗に、しょう然とする選手たちに追い打ちをかけるように、サポーター席から手厳しい言葉が浴びせられた。
試合後のことだった。監督や選手たちがいつものとおり階上のサポーター席へあいさつにいったときだ。「ありがとうございました!」。キャプテン浦上の声を合図に全員がサポーター席に一礼。ひとしきり、サポーターたちからのエールが選手たちに贈られた。普通はそれで終わるところだがこの日はそうはいかなかった。ひとりのサポーターが身を乗り出すようにして階下の選手たちに向かって厳しい言葉を浴びせ始めたのだ。選手たちはぼう然としているように見えた。
「監督、今年、命を懸けてんのか!?」
選手たちへの非難はエスカレートし、横澤監督に名指しで非難を浴びせ始めた。矛先を向けられた監督は、声の主をキッと見据え、にじり寄る姿勢を見せた。それを制止するスタッフ。険悪な雰囲気が階上と階下を包んだ。選手たちに厳しい声を投げかけるサポーターのほぼ真下で僕はそれを見ていた。
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