デジタルピヴォ! プラス

[都エントリーリーグ]難波田治の『闘魂』、都3部への道遠のく。「この“悔しい!”っていうのも、やんなきゃ持てない感情」(2014/12/2)

image後半、2-3と逆転を許したところで闘魂の難波田は自らゴレイロ役を務めてパワープレーに出た。都リーグ3部昇格を目指して闘魂の懸命の戦いが続いた。

 

2014年度東京都エントリーリーグ 江戸川臨海グループ
第6節 闘魂 2-4 CALEIDO
2014年10月26日 17:20Kickoff 江戸川区臨海球技場

 

勝ち点で並ぶチーム同士の首位対決

東京都の4部に相当するエントリーリーグの江戸川臨海グループは10月26日、1位CALEIDO、2位闘魂の直接対決を迎えた。5節を終えて共に3勝2分けの勝ち点11で並び、わずかにCALEIDOが得失点差3で首位に立っているという絵に描いたような首位争いだ。勝ったほうが念願の3部昇格に大きく近づくことから両チーム気合い入りまくりだ。両チームは開幕節にも対戦していて、このときは1-1でドロー。この前後のCALEIDOはカウンターから強烈なシュートを撃ちまくる典型的なサッカーチームだった。ところがこの日のCALEIDOは強打はするが明らかにファーにシュートパスを放ち、それに飛び込むファー詰めを試みている。試合を重ねるごとに進化しているようだ。試合は前半、そのCALEIDOがセットプレーから先制するが、すぐに闘魂が追いつく。“闘将”難波田のピヴォ当てからファイルフォックス時代の後輩、佐藤龍が反転シュート。これが鮮やかに決まった。そしてこの“師弟”コンビはこの後も同じ形から逆転ゴール。闘魂リードで後半へと折り返した。その後半、最初にゴールを奪ったCALEIDOは勢いそのままに2-3と逆転に成功する。1点ビハインドの闘魂はここでパワープレーに打って出るが、シュートカットから相手ゴレイロにパワープレー返しの一撃を食らい2-4とされ試合終了。闘魂の3部昇格は限りなく遠のいたといわざるを得ない。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

image闘魂は今節、珍しくメンバーが10人もいた。

 

image対戦相手のCALEIDO。

 

imageピヴォの佐藤が難波田のパスを受けて反転シュート。このコンビで2点目も決めて逆転に成功する。

 

imageゴリゴリのサッカーチームでもあるCALEIDOは、ディフェンスで後ろ目からガツン! と厳しい体の寄せ方をしてくる。それに慣れていない闘魂の選手たちは明らかに嫌がっていた。フットサルの弱点かもしれない。

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