デジタルピヴォ! プラス

[関東リーガーに共通質問]フットサルの魅力って何ですか? ~一番打者は柏トーア’82の大森茂晴選手~(2014/10/31)

image最後尾から前線へと飛び出し、気迫のこもったプレーで果敢にゴールを狙いにいく大森茂晴。“見にきてくれる人を楽しませたい”という意識が彼の中には常にある。

 

▼オフェンスをアグレッシブにやり切る

柏トーア’82といえば10節で首位だったカフリンガ東久留米戦で、タイムアップ35秒前に逆転ゴールを決めた試合が強烈な印象として残っている。この試合で、開幕戦で2-8と大敗したチーム相手に真っ向から勝負を挑んだ柏の軸として大活躍したのが大森茂晴だった。フィクソとしてディフェンスで奮闘し、ここぞという場面ではリスクを懸けて相手ゴール前に飛び込みゴールを奪いにいく。いってみれば、フウガ仕込みのプレーを新天地で体現している。この試合、一度は後半早々に自らのゴールで逆転するものの、「点獲ったのに点獲られての繰り返し」の中で逆転を許す。しかしここからチームは今季初披露のパワープレーを選択し、西形の2連続ゴールで逆転勝利。その逆転ゴールを演出しアシストしたのが大森だった。「オフェンスをアグレッシブにやり切る」という今季のチームのテーマをものの見事に体現したゲームだった。その大森は「キミにとってフットサルの魅力って何?」という僕の質問にどう答えるのだろうか。

まとめ◆デジタルピヴォ!プラス 山下

 

▼アグレッシブなゲーム展開こそフットサルの魅力

僕は今季の関東リーグ取材のスタンスとして、戦況を伝える、もしくは、活躍した選手に個別インタビューして記事にする、という従来のやり方を捨てて、自分なりのテーマを持って臨んでいる。その第二弾が今回の「フットサルの魅力は何?」だ。試合が終わったばかりで額から汗をしたたらせる選手にとって“空気を読まない典型のような取材”となるに違いないが、そこは、自分の興味は読者の興味でもあると勝手に解釈している僕なので、選手に我慢してもらうしかない。

大森は僕の質問にこう口を開いた。

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