デジタルピヴォ! プラス

[対府中練習試合]フウガドール・田口元気「Fリーグでは得点ランク10位以内に入ってみせる」(2014/5/2)

image2ndセットに組み込まれた田口のキープに中村、山上がパスコースをつくる。

 

小金井市サッカー協会創立40周年記念公開練習試合
府中アスレティックFC 1-3 フウガドールすみだ
2014年4月20日 小金井市総合体育館

[得点経過]
0-1 3分 フウガドールすみだ 13 田口元気
1-1 7分 府中アスレティックFC 5 麻賀郁
1-2 25分 フウガドールすみだ 7 杉尾浩平
1-3 35分 フウガドールすみだ 5 山上康平
(デジタルピヴォ!プラス編集部集計)

 

▼今季初の対外試合で先制ゴール

この時期にフウガドールすみだに呼ばれる選手はやっぱり“持ってる”ということか。Fリーグ昇格のタイミングで相思相愛の関係で入団した田口元気(22歳/前ブラックショーツFC)が今季チーム初の対外試合で先制ゴールを決めてみせた。15人中13人がサテライトの選手という府中アスレティックFCが相手だったが、同時に入団した同い年の田村佳翔(前ファイルフォックス府中)がケガでベンチを温める中、攻守によく走り、存在感を発揮した。

“フィジカルベースはまだ50%”という状態だが、現時点で須賀監督に果たしてどんな使われ方をするのかが記者の最大の関心事だったが、なんと、2ndセットの一員として堂々のデビューだった。ちなみに18人がベンチ入りしたフウガドールの1stセットは太見、金川、宮崎、そして半田。地域チャンピオンズリーグでの負傷が未だ癒えない諸江は出場を見送った。2ndセットは去年まで中村、岡山、杉尾、山上だったが、ここに田口が割って入った結果、杉尾が押し出され、荻窪、バッファローズ(サテライト)の曽根、栗本らと3rdセットに回された。3rdセットの選手はこのまま安穏としているとFリーグの舞台に立てない可能性大。それだけに杉尾も荻窪も目の色を変えてプレーしていた。そんな中、“自分が入ったことで2ndセットの底上げに尽力できたらチームは Fリーグのトップも見えてくる”と豪語する田口。デジタルピヴォ!プラスの初インタビューに対して、少年のような声で、プレーさながら軽機関銃のように語り出した。

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

image試合開始と同時に府中ゴール前に圧力をかけるエース太見らフウガドールの1stセット。

 

▼チームが目指す形の中で決めた得点

Pivo! 今日の出来はどうだった?

田口 自分の出来はまあ、60点で単位とれたかなみたいな。点を獲ったのはよかったですけど、そのほかのプレーでもうちょっとできることがあったかなと。練習始まって1週間なんで、まだまだ上がっていけるかなという手応えはあります。

Pivo! ということは、移籍してからの初の対外試合?

田口 そうですね。新シーズンにチームとして始動してから初めての対外試合です。

Pivo! それで、この試合の先制点であり、チームの新シーズン初ゴールを決めるんだから“持ってる”ね!

田口 (笑)まあ、あの、ドフリーで打ったんで、あれ外したらもう関東リーグの皆さんに怒られてしまうといったところです。

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