[代表合宿]ミゲル ロドリゴ監督「若手招集でベテランたちに“安住の地はないぞ”と警鐘を発した」(2013/12/18)
スペイン人のミゲル ロドリゴ日本代表監督は、初招集選手もいることからこれまで代表でやってきた攻守の約束事の確認に多くの時間を割いた。
カズの招集で話題をまいた昨年のワールドカップ後も日本サッカー協会からフットサル日本代表の指揮を委ねられたミゲル ロドリゴ監督のもと、今年最後のトレーニングキャンプが12月16〜18日の3日間、千葉で行われた。スペイン人監督に初日のトレーニング後に、今キャンプのテーマについて話を聞いた。
まとめ◆デジタルピヴォ! 山下
笑顔とまとまり
Q このトレーニングキャンプの位置づけは?
監督 グループを作っている主要な流れを続けながら、これまでリ−グを視察している中で、何人か気になる選手がいたので、その選手たちを(このキャンプを通して)見てみたいと思っています。気になる選手というのは、初招集のゴールキーパーの田中(府中)と宮竹(大阪)、それと片山(大阪)です。このほかにもマティアス(前鈍内/名古屋)もこの前も入っていましたけどもう一回来てほしいなっていうのがあったし。あとは湘南の内村。彼は大分長くケガをしてたんで、どうかなと気にはしていたので呼びました。ゴールキーパーの2人はリーグで非常にいいパフォーマンスを見せて来ていたので、どこかでとは思っていたんですけど、このタイミングで呼びました。どちらかというと、最近どうかなと思った選手と、新たにこの選手はどうなのかなと思った選手というのを併せてそういうグループでトレーニングをやってみようと。なので、何か目前のものに集中してやっていくというよりは、そういう位置づけですね。
Q 今日は選手が楽しそうな、人間性が出るようなメニューだったと思うが、監督が見て“あ、この選手はこのチームに必要なキャラだ”みたいに判断はしているのか。
監督 ま、そうですね。モチベーションと笑顔と、あとみんなのまとまりをつくっていくっていうところがテーマになるようなトレーニングです。グループに入ったときにどんな感じになるのか、シャイなのかなあ、どうなのかなあといったような。ま、今いったことはあくまでサイドラインで、メインの目的としては昨日みんな(Fリーグで)ゲームをやってきたのでそのためのリカバリー、その両方をやっていこうというキャンプです。
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