デジタルピヴォ! プラス

[AFCクラブ選手権 決勝]チョンブリ・ブルーウェーブがPK戦を制して頂点へ! パサンは2連覇ならず(2013/9/2)

アジアの頂点を決める戦い。その舞台に駒を進めたのはイランのサナイェ・ギティ・パサンとタイのチョンブリ・ブルーウェーブだ。両者はグループステージで今大会対戦しており、終了間際のゴールでチョンブリが4-3で制している。さて、今回は。

 

まとめ◆デジタルピヴォ!藤里純

 

立ち上がりはチョンブリのペースで試合が進む。パサンは準決勝の名古屋戦同様、立ち上がりはあまり前からプレスに行かず、チョンブリが相手陣内でプレーする時間が増える。しかし、先制点はパサンに生まれる。4分8秒、左CKから速いボールをニアに入れると、ダイレクトで合わせたのはホセイン・タイエビビドゴリ! 決勝戦,大事な先制点はパサンにもたらされる。

 

10分が過ぎてもポゼッションのチョンブリ、カウンターのパサンの構図は続く。12分には自陣の深い所で奪ったチョンブリが中の選手にクロスを入れるが、パサンのディフェンダーがスライディングでカットし、ピンチを逃れる。パサンはキープ力のあるピヴォに長いボールを当ててから、後ろに戻して連携で崩す、サポートにいってダイレクトのシュートなど多彩な攻撃をみせる。そして、残り1分でパサンにビックチャンス。マフディ・ジャビドが右サイドのタッチライン際で一人をかわして、前へドリブル。相手ゴレイロと1対1になり、左足でゴレイロの股を狙うが、これは防がれる。前半はこのまま終了し、お互い守備での1対1の強さ、最後のところではしっかりと体を張るディフェンスを見せた。

(残り 1070文字/全文: 1708文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ