デジタルピヴォ! プラス

[Fリーグ第11節]相手を寄せつけず、怒とうの攻めで完勝(2013/8/20)

f11pivo-3
完ぺきなボレーによる先制弾が試合の行方を決めた。

 

Fリーグ2013/2014 powered by ウイダーinゼリー第11節
バルドラール浦安 7-3 デウソン神戸
2013年8月17日(日) 14:00 KICKOFF
千葉県・浦安市総合体育館 観客数:1,304人

 

お盆休みの最終日、真夏の浦安でAFCフットサル選手権による中断前最後の試合となるバルドラール浦安とデウソン神戸の試合が行われた。前回ホームゲーム、首位攻防となった7月27日の名古屋オーシャンズ戦では8対0で惨敗を喫した浦安だったが、翌節のアウェー戦では順位を争うシュライカー大阪に逆転勝ちを収めた。続いて臨んだFリーグオーシャンアリーナカップでは関東リーグのフウガすみだに敗れて初戦敗退の憂き目に遭ったが、この試合ではハツラツとしたプレーを見せ、7対3と快勝を収めた。序盤から主導権を握って攻撃陣は躍動、観客は大いに沸いた。

 

f11pivo-2
浦安の先制直後の神戸・江藤の一発退場。これで主導権を握った。

 

先制、中押しと理想の展開

 

浦安のスタートは小野寺優介、小宮山友祐、荒牧太郎、小倉勇、稲葉洸太郎が名を連ねる。絶対的守護神の藤原潤の負傷により、「練習でもずっといいプレーをしていた」(岡山孝介監督)小野寺が今季初出場のチャンスを勝ち取った。立ち上がりから浦安がペースをつかむと、素早い攻守の切り替えから積極的にシュートを狙っていく。1分、右サイドで抜け出した小倉がシュートまで持ち込めば、稲葉が左サイドからドリブルを仕掛けながら狙ったシュートはコーナーキックへ。荒牧もセットプレーからボレー、自陣からのロングシュートと立て続けに神戸ゴールを脅かすが、ポスト、セービングと惜しくも得点には至らず。試合が動いたのは7分、岩本昌樹の右コーナーキックを逆サイド下がり目で待ち構えていた完山徹一がドンピシャのダイレクトシュート。ボレーのお手本のような強烈な弾道でゴールに叩き込み、浦安が幸先よく先制した。直後の攻撃では、田中智基のドリブル突破を後ろから引っ張って止めた神戸の江藤正博にファールが宣告される。

(残り 1949文字/全文: 2840文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ