[マッチレポート]若くても存在する勝者のメンタリティーと風格(スペインカップ準決勝・エルポソ×セゴビア)(2013/5/30)
準々決勝のインテル戦に続き、この日も多くの観衆がセゴビアから駆けつけたがチームは決勝進出ならず。
文・写真◆座間健司
膠着状態が崩れたのは後半の30分だった。スコアは1-1の同点。セゴビアがカウンターを仕掛ける。セゴビアは3人。対するエルポソのディフェンスは2人だった。この場面でセゴビアは致命的なミスを犯す。ボルハ ディアスがボールを持ち、相手陣内中央をドリブルで進む。彼の左右には味方がフォローに走っていた。ボルハは左にいるダビにパスしたが、そのパスは読まれ、アドリーにインターセプトされる。
両者の立場は一瞬にして逆転する。エルポソの「カウンターのカウンター」が始まる。エルポソ2人に対して、セゴビアのディフェンスは1人という状況だ。アドリーはそのままドリブルでゴール前までボールを持ち込む。対峙するディフェンスを抜き去り、ファーサイドに走り込んだグレーリョにパス。グレーリョは流し込むだけだった。エルポソが2-1と勝ち越した。
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