[W杯座間レポート]事実上の決勝となるか(準々決勝ロシア対スペインマッチプレビュー)
欧州選手権王者であり、前大会のファイナリスト、スペイン。
欧州選手権のファイナリストであり、今大会優勝候補のひとつ、ロシア。
ロシアの攻撃の鍵を握るピヴォ、エデル リマ。
スペイン代表でバルセロナで活躍するピヴォ、フェルナンダウ。
文・写真◆座間健司
準々決勝第4試合が大きな注目を集めている。優勝候補の筆頭であるスペインとロシアが早くも相まみえるからだ。大会の組み合わせが決まったときから順当に行けば、この2チームが準々決勝で対峙することはわかっており、この準々決勝4試合目が今大会の大きなポイントになるだろうといわれていた。かくして、欧州の大国はその期待を裏切ることなく、このカードを実現させた。ノックアウト方式の一発勝負。ベナンシオ監督はスペインのメディアにロシア戦についてこう語っている。
「この試合が難しいことは知っています。ビッグマッチであり、ディテールが勝負を決めるでしょう。両者は互いのことをよく知っていますし、先の欧州選手権では試合終了間際まで彼らが試合をリードしていた難しい試合だったことを思い出さなければいけません。予定よりも早い決勝だと私は思いますし、勝利の可能性は50パーセント。そして悲しいことに優勝候補のひとつが準々決勝という早い段階で大会からいなくならなければいけません」
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