[W杯本田レポート]一人の男が日本を救った。森岡薫の覚醒
この日、MVP級の働きを見せた森岡。彼本来のキレを取り戻し、ピヴォとしてボールを収めるシーンや、ドリブル突破からのチャンスメイクなど、日本の引き分けに大きく貢献した。
この日2得点の活躍を見せた森岡(右)と、パワープレーのゴレイロ役として重要な責任を果たした小曽戸(右から2番目)。この試合、とにかく森岡の奮迅ぶりが光り、ポルトガルを相手に引き分けに持ち込んだ。
リカルジーニョに次いで危険な男、7番のカーディナルはこの日も2得点を挙げた。北原を置き去りに中へと切り込んだ彼は、ゴール左隅にシュートを突き刺した。
日本のゴールは森岡から始まった。左サイドで受けた森岡は強烈なミドルシュートを決め、これをきっかけに森岡は積極的にゴールへと向かう姿勢を見せた。
リカルジーニョvs村上。右サイドで村上を置き去りにしたリカルジーニョは、アウトサイドでの鮮やかなパスをゴール前へと通した。
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