[緊急検証]日本のゴレイロは世界に通用するのか?
ブラジル代表の正ゴレイロ、チアゴ。ワールドカップ日本戦ではキャッチングから相手ゴール前にいる味方ピヴォに長いグラウンダーのパスを入れる驚愕のプレーを披露。ゴレイロが攻撃の起点になり得ることを証明してみせた。(写真はいずれも10月26日のFリーグ東選抜×ブラジル代表戦から)
日本フットサルは世界に通用するのか?
ブラジル代表と日本代表ゴレイロを比較して見えてきたものとは?
民族性からみた世界と戦うためのキーワードは?
文♦川北裕大
写真◆勝又寛晃
グラウンダーのシュートを足でセーブにいくギッタ。彼らにとって足は最終手段、あくまでも反撃の決め手となるキャッチングを優先していた。ギッタはブラジル国内のトップリーグで所属するインテリを優勝に導いたゴレイロだがそれでも控えだ。
[カズだけではなくゴレイロにも注目を!!]
ブラジル代表が来日し、Fリーグ西選抜と試合をし、日本代表との試合をこなし、Fリーグ東選抜と試合をした。
3試合ともにチケットは完売し、注目度の高さをうかがわせた。しかし、報道されるのは日本代表の“カズ”こと三浦知良のことばかりだ。会場で見ていた人の多くもカズやファルカンに注目していたことは間違いないだろう。
そこでデジタルピヴォ! plusでは、「フットサルの50%はゴレイロで決まる」といわれるようにフットサルにおける最重要なポジションといっても過言ではないゴレイロに注目してみた。
筆者は日本代表戦、Fリーグ東選抜戦と2試合を見たなかで感じた世界との差は何なのかについて少しマニアックな視点で書いてみようと思う。
突然、降って湧いたような“フットサルワールカップ狂想曲”だが、浮かれることなく確実に歩を進めるための検証となれば幸いだ。
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