裏PANNA-FUTSAL

地域女子チャンピオンズリーグに思う事、地域の差、公平性について

 

少し記事が前後しましたが、2/21(金)~23(日)と知見宇都宮市の日環アリーナ栃木で第12回地域女子フットサルチャンピオンズリーグが開催されました。この地域女子フットサルチャンピオンズリーグ、通称「チーチャン」は、地域リーグ日本一を決める大会であり、現在は地域リーグを卒業した日本女子フットサルリーグのチームは出場しない大会です。結果は関西代表の阪神ユナイテッドメジャーズ(兵庫県)が初出場、初優勝という結果でした。この大会も日本フットサル連盟のyoutubeチャンネルで全試合視聴可能ですので、興味ある方はぜひご視聴ください。ちなみに決勝戦の阪神ユナイテッドメジャーズvsタパジーダ世田谷では当方が実況、そして解説にはアルコ神戸の若林エリ選手でお届けしました。

https://www.youtube.com/@japanfutsal/search?query=%E7%AC%AC12%E5%9B%9E%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E5%A5%B3%E5%AD%90

 

この大会についての概要はyoutubeで【Preview Show】、終わってからの総括、【ざっくりタイムズ】で話をしていますので、ぜひこちらもご覧ください。

まず、優勝した阪神ユナイテッドメジャーズ、今年関西リーグ昇格1年目で優勝した勢いを活かして、地域女子チャンピオンズリーグでも優勝を果たしました。メンバーに関しては半分以上が日本女子フットサルリーグのSWHレディース西宮やアルコ神戸でプレーした選手ばかり。「この選手もプレー続けているんだ!」そんな風に感じた方も多かったのではないかと思います。体力的な事が問題になるのでは、そんな事も予想していましたが、その予想を見事に破っての初優勝でした。解説の若林さんから聞きましたが、大会前にはアルコ神戸ともトレーニングマッチを行ったようで、関西代表として日本リーグチームも協力したようでした。

そして準優勝は関東リーグ覇者のタパジーダ世田谷が2年連続。昨年はバルドラール浦安ラス・チュラスに、そして今年は阪神にとあと一歩のところで、届きませんでした。確かにフットサル日本女子代表候補に選出歴のある1番松尾選手が負傷欠場しましたが、21番中川選手が奮闘。決勝での敗戦については、例え松尾選手であったとしても防げる失点ではなかったようにも感じました。守備を重要視するチームにとって、決勝戦での3失点はかなり痛かったのではなかったかと思います。

そして3位には関東のCAFURINGA BOYS東久留米、東海優勝のVoce e amador ladiesが入りました。CAFURINGAは2年連続、ボセアマは2年ぶり2回目の3位入賞となりました。

ただこの上位進出のチームには傾向があります。その辺り少し詳しく分析してみましょう。

(残り 3286文字/全文: 4564文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

前の記事 »

ページ先頭へ