ファイナルシーズン開催方法について考えてみた
現在日本女子フットサルリーグは上位、下位リーグで開催されています。これは2022-23シーズンから実施されており、男子でも今季採用されています。女子では元々は総当たり1回戦+上位3チームによるプレーオフが開催されていましたが、試合数の増加の意向もあった事もあり、総当たり1回戦+上位、下位に分かれて総当たりが開催され、いわゆる1.5巡で開催される事になりました。現在は総当たり1回戦はレギュラーシーズンと呼ばれ、各チームのホームアリーナで総当たり1回戦を開催。その後に上位6チーム、下位5チームに分かれて行うリーグ戦をファイナルシーズンと呼ばれています。ちなみに現在レギュラーシーズンは11チームという事で、必ず1チームが試合がない節があり、またそれが故に全チームがホーム開催ができる事となっています。
レギュラーシーズンはホームアリーナで開催される一方、ファイナルシーズンは会場に偏りがある点を感じます。過去の会場を見てみると
<2022-23シーズン>
函館アリーナ(北海道函館市)、かみすアリーナ(茨城県神栖市)、防府アリーナ(山口県防府市)、福井県営体育館(福井県福井市)、サイデン化学アリーナ(埼玉県さいたま市)、浦安市総合体育館(千葉県浦安市)、墨田区総合体育館(東京都墨田区)
<2023-24シーズン>
福井県営体育館(福井県福井市)、墨田区総合体育館(東京都墨田区)、福井県営体育館(福井県福井市)、サイデン化学アリーナ(埼玉県さいたま市)、バルドラール浦安アリーナ(千葉県浦安市)、防府アリーナ(山口県防府市)
<2024-25シーズン>
セーレン・ドリームアリーナ(福井県福井市)、俵田翁記念体育館(山口県宇部市)、流経大キャンパス体育館(茨城県龍ケ崎市)、バルドラール浦安アリーナ(千葉県浦安市)、サイデン化学アリーナ(埼玉県さいたま市)、福井県営体育館(福井県福井市)
こうやって一覧にしてみると地域にかなり偏りがあるかと思います。開催されているチームを見ると、福井丸岡5回、宇部3回(防府含む)、浦安3回、さいたま3回、墨田2回、流経大2回、北海道1回であり、一度もファイナルシーズンの開催をした事がないというチームもあります。では、なぜこのように偏りがあるのか、考えてみたいと思います。
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