AFC Women’s Futsal Asian Cup 2025の概要が見えてきた!
ようやくAFC Women’ s Futsal Championship 2025の概要が分かってきましたので、まとめてみたいと思います。まずこの大会について。初めて名前を聞く方も多いと思いますが、今大会から名称変更されました。かつてはAFC Women’s Futsal Championship(AFC女子フットサル選手権)と呼ばれていましたが、昨今AFCが各カテゴリーで”Asian Cup”の名称を使用しており、この名称に変更されたようです。第1回大会は2015年マレーシア、2018年はタイで開催、そして今大会は初開催のFIFA Women’s Futsal World Cup 2025の予選を兼ねるという事になっています。恐らく今後もAsian CupはWorld Cupの予選を兼ねるものではないかと推測しています。
この大会を開催するに当たり、AFCは大会フォーマットを作成しました。
<期間>
2024/5/7〜18
<出場チーム数>
12チーム
※エントリー数が多い場合は2025年1月に予選を開催する
<大会形式>
・4チームずつ3グループに分かれて総当たり
・グループ上位2チームと3位チームの内、成績の良い2チームが準々決勝へ進出
・優勝、準優勝、3位の3チームがWorld Cupへの出場権獲得
まずはAsian Cupの開催地については、中国、インドネシア、ウズベキスタンが立候補していたようですが、中国に決定。具体的には中国の内モンゴル自治区フフホト市での開催。そしてW杯の開催国枠で出場が決まっているフィリンピンに加えて21チームの合計22チームがエントリーしました。過去にエントリーした事があるチームでは、バングラデシュ、マレーシアが今回不参加でした。
ASEANサッカー連盟:タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、フィリピン、オーストラリア
南アジアサッカー連盟:インド、パキスタン
中央アジアサッカー連盟:イラン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、キルギス
西アジアサッカー連盟:レバノン、バーレーン、パレスチナ、クウェート、イラク
東アジアサッカー連盟:日本、台湾、中国、香港、マカオ
※青字は初参加
エントリー数はAsian Cupの大会フォーマット12チームの数を越えた為、予選が開催される事が決定されました。そして予選免除の開催地の中国、前回優勝のイラン、準優勝の日本の3チームを除いた19チームが10/17に抽選を行い、以下の4グループに分かれました。
<Aグループ>
タイ(開催地)
レバノン
バーレーン
パレスチナ
イラク
<Bグループ>
インドネシア(開催地)
香港
パキスタン
インド
キルギス
<Cグループ>
ウズベキスタン(開催地)
トルクメニスタン
オーストラリア
フィリピン
クウェート
<Dグループ>
ベトナム
台湾
マカオ
ミャンマー(開催地)
開催地4か所のセントラル方式で総当たり1回戦を開催。各グループの上位2チームと3位の中で最も成績の良いチームの合計9チームがAsian Cupへの出場権を得る事ができます。
では現在のアジアの状況、特に強豪チームの状況など、まとめてみたいと思います。
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