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女子フットサルにおける移籍のルールについて

全日本女子フットサル選手権が終了して、女子フットサルの2022-23シーズンの公式戦がすべて終了しました。断言しておきます。今年は移籍で大きな動きがあります!徐々に明らかにされてくると思いますので、公式発表を待ちましょう!さて今回は移籍についてのお話。この話、かなりディープですが、選手にとってはとても大切な話。

私自身が様々な立場で女子フットサルに長くかかわっている事で、よく選手の移籍の相談を受ける事が多くあります。利害関係ある誰かに相談すると、「一緒にやろう」「絶対にできるよ」「もっと上のリーグでできるよ」「残って欲しい」「移籍は裏切りだ」様々な立場の人からいろんな意見を聞くことはあるでしょう。ただどうしても主観的な意見も多くなることから、当方は現在どこのチームに所属している訳ではなく、様々な情報を聞く事もある為、余計に相談しやすいのだと思います。逆にチームからも誰か良い選手いない?」「練習に来たこの選手はどんな選手?」と聞かれる事もあります。そんな時にも、なるべく主観を除いた上で、客観的な情報をお伝えするようにしています。ただ人によって、環境によってメリットやデメリットは違うので、その辺りも考慮して。場合によってはチームに確認して正しい情報を確認する事もあります。個人的には、それが女子フットサルの為になれば良いと思っているので、うまく使ってもらえればありがたいなと思っています。もちろん、それらの情報は他言はしません。ある意味、当方は人に言えない情報をたくさん温めています(笑)

移籍に関して、その選手がフットサルに何を求めているかという点はとても重要になります。「トップリーグでやりたい」「試合に出たい」「ライセンスを持っている指導者のいるチームでやりたい」「仕事は変えられない」「引っ越ししてでもチャレンジしたい」等様々だと思います。その辺りは以前にブログを書いたので参考にしてもらえればと思います。

サッカーW杯から考えるプレー環境と日常の大切さ

 

さて、この移籍についてですが、以前は選抜活動(トリムカップ等)に選手を出すと、指導者や選手に誘われて移籍につながるとして、選抜活動に非協力的になっているチームもいたり、選抜チームを編成する当該地域連盟に「選手が引き抜かれた」として抗議文が届いたという事もあったと聞いた事がありました。あるいはリーグ途中で移籍を申し出したら、チームに拒否されて移籍できなかったという事例も聞いた事があります。正直な所、現在でも女子フットサルでは移籍のルールがまだまだ確立されている訳ではないようなのです。今回はちょっとその辺りについて触れてみたいと思います。

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