地域リーグの有観客開催への方向性を考えてみました!
新型コロナ感染症が少しずつ落ち着いてきた事もあり、各地でイベント開催が多くなってきました。Jリーグでは「声出し応援ガイドライン」徐々に改訂されて声出し応援が認められてきました。そんな光景を見ると未だにトップリーグではないフットサルの公式戦が無観客が行われているのは寂しい状況です。もちろん屋外、屋内という違いもあるので単純に比較はできませんが、フットサル観戦を楽しみにされている方々は、現地での観戦、そして応援ができない事にもどかしさを持っている人も多いでしょう。それは選手やチーム関係者も同じで、SNSで有観客にならない事への不満を書き込んでいる投稿も見受けられます。
私は女子フットサルが専門なので、男子については詳しくないのですが、現在フットサルが観戦できるようになっている状況を少し書き出してみます。
▽有観客:Fリーグ(Div.1,Div.2)、日本女子フットサルリーグ、東京都リーグの一部カテゴリー
▽事前申請で有観客:関東フットサルリーグ(1部、2部、女子)
▽関係者に限定した事前申請で有観客:東京都リーグの一部カテゴリー
当方が関東地域在住という事もあり、他の地域の事を認識していないだけなのかもしれませんので、その点はご了承ください。Fリーグや日本女子フットサルリーグは興行も兼ねているトップリーグなので、サッカーのJリーグ同様にいち早く有観客にした事は当然の事だと思っています。ホームゲームであれば、入場料収入が見込めるからですね。関東リーグは事前申請を行っていますが、これは人数制限の意味合いと会場に誰がいたかという事を把握する事で、クラスター発生の場合の後追い調査をする為の証跡としているのだと思います。今季に入って東海リーグ、関西リーグにも取材に伺いましたが、まだ無観客でした。その他の地域でも有観客になっているという情報は得ていないのが現状です。無観客を続けているのはなぜなのでしょう・・・。今回はなぜ地域リーグや都道府県リーグが有観客にできないかを考えてみたいと思います。
理由としては「主催者の負担と視点に対して選手、チーム関係者の視点が違う」という点だと思っています。
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