フットサル日本女子代表候補トレーニングキャンプ招集メンバー雑感
2022/8/18〜20、高円宮記念JFA夢フィールドにおいてフットサル日本女子代表候補トレーニングキャンプが開催されました。久々の代表活動だった事もあり、今回のトレーニングキャンプは毎日千葉へ通い詰め、全セッション取材に入りました。早速ですが、今回のスタッフ及び招集メンバー見てみましょう。
<スタッフ>
ナショナルチームダイレクター:小森 隆弘 コモリ タカヒロ(日本サッカー協会 フットサルナショナルチームダイレクター)
監督:須賀 雄大 スガ タケヒロ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
コーチ:藤田 安澄 フジタ アズミ(一般社団法人Atractivo Activity Club)
GKコーチ:内山 慶太郎 ウチヤマ ケイタロウ(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)
GKコーチ:三浦 拓 ミウラ タク(鶴岡学園 北海道文教大学附属高等学校)
フィジカルコーチ:大室 龍大 オオムロ タツヒロ(立教大学)
<選手>
GK
井上 ねね イノウエ ネネ(立川アスレティックFCレディース)
須藤 優理亜 ストウ ユリア(フウガドールすみだレディース)
井端 真梨奈 イバタ マリナ(福井丸岡ラック)
FP
筏井 りさ イカダイ リサ(バルドラール浦安ラス・ボニータス)
宮原 ゆかり ミヤハラ ユカリ(バルドラール浦安ラス・ボニータス)
伊藤 果穂 イトウ カホ(バルドラール浦安ラス・ボニータス)
江口 未珂 エグチ ミカ(SWHレディース西宮)
佐々木 日菜乃 ササキ ヒナノ(立川アスレティックFCレディース)
倉持 杏子 クラモチ キョウコ(バルドラール浦安ラス・ボニータス)
四井 沙樹 ヨツイ サキ(バルドラール浦安ラス・ボニータス)
江川 涼 エガワ リョウ(SWHレディース西宮)
松本 直美 マツモト ナオミ(バルドラール浦安ラス・ボニータス)
北川 夏奈 キタガワ カナ(福井丸岡ラック)
高尾 茜利 タカオ アカリ(SWHレディース西宮)
伊藤 沙世 イトウ サヨ(アルコ神戸)
宮本 麻衣 ミヤモト マイ(流経大メニーナ龍ケ崎)
追野 沙羅 オイノ サラ(SWHレディース西宮)
池内 天紀 イケウチ アキ(福井丸岡ラック)
山川 里佳子 ヤマカワ リカコ(アルコ神戸)
今回、選手の特徴などを動画にまとめましたので、下記の動画も参照ください。
スタッフを見て見るとコーチに藤田安澄氏の名前が。選手として代表経験のあるスタッフとして戻ってきたのは女子フットサルでは初めて。以前からこのブログでも全日本女子フットサル選手権のTSG(テクニカルスタディグループ)を担当しており、コーチングスタッフへの入閣が近いのではという予測をしていました。現在はFリーグ湘南ベルマーレでもコーチを務めており、現在のフットサル日本女子代表をどう見たのか、別途インタビューをしてみようと考えているところです。他にもGKには元エスポラーダ北海道の三浦拓氏、そしてフィジカルコーチとして、昨年桐蔭横浜大学フットサル部エッグプラント(女子)を率いていた大室龍大氏が就任。この2人は新設されたフットサルGKコーチ、そしてフィジカルフィットネスのライセンスを取得した両名に白羽の矢が立った形かと思われます。選手の招集メンバーでは福井丸岡ラックのGK井端真梨奈選手とアルコ神戸の伊藤沙世選手の2名。そしてチーム別に見てみると以下の通りです。
バルドラール浦安ラス・ボニータス浦安6名
SWHレディース西宮4名
福井丸岡ラック3名
立川アスレティックFCレディース2名
アルコ神戸2名
流経大メニーナ龍ヶ崎1名
フウガドールすみだレディース1名
今回さいたまサイコロ、ミネルバ宇部、エスポラーダ北海道イルネーヴェからの招集はありませんでした。
次にポジション別に見て見ましょう。トレーニングの中で起用されているポジションで代表でのポジションを当てはめてみます。またここにトレーニングマッチで着用した背番号の記載してみます。
GK:1番井上(立川)、18番須藤(すみだ)、21番井端(福井丸岡)
ピヴォ:11番筏井(浦安)、9番江川(西宮)、16番番北川(福井丸岡)、13番山川(神戸)
フィクソ:15番伊藤果(浦安)、6番倉持(浦和)、17番追野(西宮)、14番伊藤沙(神戸)
左利きアラ:8番宮原(浦安)、4番四井(浦安)、5番佐々木(立川)、2番池内(福井丸岡)
右利きアラ:10番江口(西宮)、7番松本(浦安)、3番高尾(西宮)、12番宮本(流経大)
特徴的な所では、丸岡の池内選手は左利きアラとして考えられている点です。前回の招集の際もポジション的には同じ位置の役割となっており、実際には右利きの選手ではありますが、両足でのキックはもちろん、両足共に巧みなボールコントロールを見せるプレーを高いレベルで実践できるので、納得できる起用だと感じています。尚、シャツの背番号についてですが、元々フィールドプレイヤーの番号は小さなサイズからナンバリングされていて、自分の求めるサイズの中から番号を選んだようなので、協会としての決定事項という事ではなかったようです。それでもそのサイズの中から自分の好きな番号を選んだ様子もありますね。
須賀JAPANの戦術的な部分やトレーニングキャンプを通じての様子についてはまた別に書いてみるとして、今回はその選出の傾向について書いてみたいと思います。
今回招集されなかった主なメンバーとしては以下の選手が挙げられます。
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