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【コラム】関東フットサルリーグ再開についてのリリースによる影響

 

9/14(火)関東フットサルリーグ公式HPに「関東フットサルリーグ再開について」というニュースが掲載されました。これは7/26(月)「関東フットサルリーグ開催延期について」に対するもので、8月末まで全てのカテゴリーのリーグ戦を中止するというニュースに対してリーグ戦を再開するというリリースでした。

以下が関東リーグのリリースです。

(以下引用)https://kanto-futsal.com/archives/1677

平素は本連盟の事業に格別のご支援・ご協力をいただき誠にありがとうございます。

さて、2021年度シーズンの関東フットサルリーグは、コロナウイルス感染拡大により、一定期間の延期を経て9月18日より各リーグ戦を再開します。

しかしながら、新型コロナウイルスは収まっている訳ではないこと、また現在の社会情勢を鑑みてリーグを開催することになります。

コロナウイルス感染が予想以上にリーグ戦の開催に大きな影響をもたらしたことで、下記の通りの対応と致します。

再開に向けては今まで以上のコロナ対策を十分に講じて、感染拡大防止に努めた対応をした上での開催となります。

すべての関係者の皆さまには、本連盟の対応についてご理解とご協力を頂く事となりますが、引き続き宜しくお願い致します。

●関東フットサルリーグ再開期日 2021年9月12日以降
*1部: 1stステージ制に切り替えてリーグ実施する。
*2部: 予定されている試合日程にて実施する。
*女子: 予定されている試合日程にて実施する。
*大学: 加盟チーム(大学側)との協議により、別途検討する。
ただし、体育館が使用来ない場合は、その日に行う予定の試合は中止とする。

●リーグ規程等の変更
①実施出来た試合結果に応じて順位を決定する。
②各リーグの昇降格は行わない。
③地域チャンピオンズリーグの出場権は、前年(2020年度)のリーグ結果による。
※当初の規定通りとする。
④関東2部・女子参入戦は行わない。

(以上関東フットサルリーグHPより)

 

要約すると

・男子1部はリーグ日程を総当たり1回戦に変更
・男子2部、女子、大学は現日程で開催。
・全てのカテゴリーで体育館が使用できない場合は、延期ではなく中止

関東フットサル連盟としては限られた日程、そして確保できている体育館の状況、予算などをを鑑みて、体育館が確保できなかった場合は、延期ではなく中止というのは苦渋の判断だったと思われます。全日程が開催されない事は他の地域リーグでも発生している事であり、ある程度予測していた事であり、致し方ないと思います。

注目すべきは「リーグ規定等の変更」でした。要約すると「リーグ戦自体は開催し、できた試合で順位は付ける。但し昇降格なしで、地域CLも昨年の成績で決定済。新規参入もなし」というものです。この新型コロナ禍の中で主催者である関東フットサル連盟は様々なガイドラインを適用させながら、大会を運営してくださっている事を現場で見ている立場としては、本当に頭の下がる想いです。さらに今回のこの裁定についての感想は「思い切って早期の決断をした」という印象があります。それぞれチームや選手で様々な事情や思惑だったり、立場がある中で、ある程度の批判が出る事は覚悟しながらも、多くのステークホルダーの根回しや意見調整を行い、シーズン途中でリーグ規定を変更してまでも、方向性を早期に示した事はとても凄い事だと感じています。やはり男子1部、2部、女子と合わせて34チーム、参加費だけで計算しても相当の金額を動かすリーグだけはあるなと。

この裁定を受けて各チームからいろんな意見は聞こえてきました。

(残り 2182文字/全文: 3684文字)

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