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【無料記事】フットサル日本女子代表木暮監督「年内にあと2回トレーニングキャンプを行う計画があります」

 

4月に行われたフットサル日本女子代表トレーニングキャンプに引き続き、6/3(木)〜6(日)に開催。以前掲載した木暮監督のインタビュー通り、18名の内、フィールドプレーヤーは16名は前回と全く違うメンバーが選出され、まさにラージリストの拡大を意図するトレーニングキャンプとなりました。前回のインタビューは下記の記事を参照下さい。

 

【無料記事】フットサル日本女子代表木暮監督「今回の目的はラージリストの拡大といつ大会があっても良いように準備する事でした。」

 

今年2回目のトレーニングキャンプも現地での取材が叶いませんでしたが、キャンプ2日目の6/4(金)夕刻にリモート取材が叶いました。

 

-1回目のトレーニングキャンプのリモート取材の際のお話にあった通り、トレーニングキャンプの目的は「ラージリストを広げる為」という事でフィールドプレーヤーは全員違う選手が招集されました。トレーニング自体は1回目と同じようなメニューで臨まれているのでしょうか。

木暮監督:コンセプトという意味では攻撃のモデル、守備のモデルは基本的に同じです。ただモデルであったり、コンセプトを理解していく為のトレーニングだったり、手法というところでいくと、全く同じではありません。それは選手も違いますし、キャラクターも違いますし、いろんな背景もありますので、その点は考慮しています。

 

-最初の合宿の中を踏まえて、思い通りに落とし込みができなかったり、習得が難しかったりして変更されているような事はありましたでしょうか。

木暮監督:ここ2回の合宿でというと、複数のクラブ間でおいては開幕の大事な時期でもあるので、クラブのトレーニングに支障をきたす事がないような配慮はありました。あとはポジションバランスという事もあります。もちろん全体的に同じように伝える事もありますが、セット組の中で同じチームが多くなる場合もあれば、長く代表で活動してモデルを理解しているセットもあり、また初招集で組むセットもあったりするので、それぞれにアプローチの仕方は変えています。それぞれの特徴や私とのトレーニングの長さなどでもアプローチを変えているので、特にうまくいかなかったという事は感じていません。ただ前回と明らかに違っているのはトレーニングキャンプの場所です。初日に関しては移動だったり、環境面での違い、差がありましたが、それは想定していたので、問題はありません。最終日に向けてはある程度前回と同様の強度でできると考えています。

 

-2回目はプレシーズンの中でも開幕を控えている時期という事もあり、1回目より選手のコンディションは上がっているようでしょうか。

木暮監督:前回は4月で今回は開幕直前という状況です。フィジカルの測定という要素も入れているので、その数値を見ると開幕直前という事もあり、今回はコンディションも上がっているのかなと思っています。ただ当然2回目の方がコンディションが上がっている事は予測していたので、選手達にはその時点でのベストを尽くして欲しい旨は伝えていました。

 

-今後の活動予定はあるのでしょうか。

木暮監督:スケジュールの上で、変動要因はあるかもしれませんが、年内11月頃にあと2回国内合宿の計画があります。選手達にも伝えていて、今年は。4回の代表活動を予定しています。ラージリストの拡大という意味で、いままで呼べなかった選手、タイミングが合わなかったとか、昨年パフォーマンスを向上させた選手、またユース五輪からの底上げの観点からフィールドプレーヤー32名を呼んだという事は選手にも伝えています。ただ11月にあるトレーニングキャンプでは、リーグでのパフォーマンスを見てフィルタをかけていく事を考えています。具体的にAFC女子フットサル選手権だったり、アジアインドア&マーシャルアーツゲームズ等も近づいてきますので、そういった意味ではメンバーも、その時のベストな状況の選手を呼ぶという事を考えています。

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