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【順風満帆ではないJ1優勝争いと今夏移籍市場のキーワードはダメージリカバリー~】町田MF平河悠、鹿島MF佐野海舟ら加速する欧州移籍対応と好成績の両立

7月9日、FC町田ゼルビアからU23日本代表WG平河悠が、イングランド・チャンピオンシップのブリストル・シティへのレンタル移籍が発表された。背番号は変わらず「7」で、調印こそするが、正式なチームへの帯同はパリ五輪の日本代表活動を終えてからということになるという。平河悠といえば、今でこそ町田の代名詞、ドリブルがフィーチャーされるU23世代屈指のタレントだが、日本代表のユニフォームを着用したのは今から約1年前の6月のU22日本代表活動での出来事だった。後ほど有料部分で追加記載をさせていただくが、昨季のJ2制覇、今季のJ1前半戦首位ターンは彼の活躍なしでは語れない部分があるほど、大きな存在だった。

さて、だからこそ多くのJリーグファンが気になるのは、町田が後半戦も勝点速度を継続できるかどうかだ。平河悠の欧州移籍に加え、7月の最後や中断期間後8月最初の試合では、パリ五輪日本代表活動のあるFW藤尾翔太を欠く可能性もある。負傷者が多くなり、カードの累積による出場停止選手も定期的に現れる後半戦となるため、J1首位に位置するとはいえ、J2から昇格初年度のチームが、ディフェンディングチャンピオンのヴィッセル神戸らを差し置いて、これからも順位を維持できるかどうか、または逆転の可能性があるのかは大きな注目ポイントだ。

もちろん、逆転の可能性があるとした場合は、どこまで可能性があるのかについても大事なポイントとなる。同勝点で現在2位を争う鹿島アントラーズとガンバ大阪、4位に前年度王者の神戸、5位以下は縦長の団子状態となる5位セレッソ大阪、6位アビスパ福岡、7位サンフレッチェ広島、8位FC東京、9位浦和レッズ、10位東京ヴェルディと続く状況下で、現実的なデータを踏まえながら考えていきたい。

●源氏的な優勝争いの可能性は4チーム

現在首位であるFC町田ゼルビアの勝点は46であり、執筆時点で残りの試合数は16戦。過去の傾向から「残り試合数分の勝点が最大で逆転可能性を残すポイント」となる。

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