これまでに聞いたことがなかった悲しいコメント・小林悠

2024年10月21日 22時46分　
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タグ : Jリーグ • pickup • 小林悠 • 川崎フロンターレ

川崎vsG大阪は、7分、ウェルトンが折り返しにしっかり合わせてG大阪が先制しました。ですが68分の鬼木達監督の4枚替えという策が当たり、81分に小林悠が決めて同点に追いつきました。

試合後、ミックスゾーンに現れた小林は暗い表情でした。逆転できなかったからか、と思ったのですが本心は違いました。

川崎に加入以来、小林の声をずっと追ってきました。ですがこんなに悲しいコメントを聞いたことはなかったように思います。報道も落ち着いたようですので、全文を掲載しておきます。

——得点シーンを振り返っていただいていいですか

いや、みんながしっかり運んできてくれて、決めるだけだったんで、周りの選手に感謝したいなと思います。

——今年はVARで取り消しになることがたくさんありましたね

そうですね。ちょっとまたなんか確認してたんで、またオフサイドかなとかいろいろ考えましたけど、今回はゴールになってよかったなと思います。

——ゴール前のヘディングは頭一つ抜けていました

でしたそうですね。あきくんとダイヤが崩してくれたんで、最後、自分テントライバに入ることと、普通に競ったら勝てないと思ったんで、 先に飛ぶことを意識して、はい。

——この場面は遠野選手からのクロスがキーパーを越えてくるというのは

そうですね、深い位置だったらふわっていうボールは来るなっていう、経験というか、そういうので、 ダイヤもほんとにその予想どおりのボールをくれたんで、しっかり決めれて良かったなと思います。

——鬼木監督の退任発表後の初戦でした

いや、ほんとに正直、一昨日鬼木さんの発表があって、 なんかこう、力が入んないというか、練習からあんまりこう、自分の中で力が入んない感じで、今日も、 うーん、試合始まる時に、うん、自分出て大丈夫かなっていうぐらい、なんか、うーん、力が入んないような感じだったんですけど、やっぱピッチ立つときには しっかり勝つところだったり、ゴール決めるっていうところを意識して入って、試合が始まればある程度やりましたけど、 ほんとにそれぐらい自分にとっては大きい存在だったんで、ほんと今日ももう1点取って勝たせられればよかったなと。はい、悔しい思いです。

——鬼木さんがコーチにことになった時に加入されました

そうですね。同期というか、1年目で鬼木さんもコーチに入って、 ほんとに監督になる前からすごくお世話になりましたし、自分でほんとに悔しい時とか出れない時もほんとに 練習残って一緒にやってくれたり、ほんとに長い月日を一緒に過ごせたので、やっぱり悲しさとかそういうのは、はい、あります。

——1年目は怪我をした状態で入ってきましたが、どんなフォローを

いや、いろいろ試合に出れない残り組の練習とかで色々声かけてくれたり、 出れない時期が続いて悔しい時も励ますような言葉をかけてくれたので、高知時代から本当にすごく 人間性がすごいいい人なので、ほんとにお世話になりました。はい。

——今日の試合は

いやもうやっぱり正直もっと自分が今と今シーズンゴール決めてれば違う展開になったのかなとか、うん、自分自身がやっぱりゴール数少なかったので、もっと勝利に貢献してればまた違う、うん、流れになったのかなとか色々、はい、考えました。

——試合後は監督とは何かお話を

いや、ゴール決めて終わったあの試合後、鬼木さんがうん、やっぱ悠が決めてくれたなって言ってくれて、 それはちょっと、ちょっとこらえられなかったですけど、やっぱりもう1点取って勝たせたかったし、 残りの試合、本当に鬼木さんとやれる試合をしっかり噛みしめながら、ゴールとかそういう結果で見せられればなと思います。

——2017年はキャプテンに指名されました

そうですね。多分、憲剛さんと鬼木さんがそういう話をしてて、 悠にやってほしいんだけどっていう風に言われて、うん。でも、自分もやるつもりだったので、うん。ぜひやらせてくださいっていう。はい。そういう流れだと。

——1番思い出に残ってるのは、その2017年ですか

そうですね。やっぱり初優勝。やっぱりフロンターレっていうチームにタイトルをたらしてくれたこともそうですし、僕個人としても得点王っていう 個人タイトル取れたのは、やっぱ鬼木さんが信頼して使い続けてくれたからだと思うので、 鬼木さんがいなかったら初優勝もそういうタイトル、そういうのものもなかったのかなと思います。