秋田と町田の再試合についていろいろ調べてみた内容
25日、悪天候により延期されていた秋田vs町田の代替開催日が10月14日に決定しました。本来は7月16日に開催予定だったので、約3カ月遅れで開催されることになります。
というところまでだったら、新型コロナウイルスの影響が出始めたときのJリーグのルールで、再試合は「原則30日以内(2021年度)」「原則45日以内(2022年度)」などがなくなったからこういう対応が出来るのだ、というところのちょっとディープな話題で終わっていたのですが、秋田からのニュースリリース「代替開催日決定の経緯について」には何か揉めたのだろうということが示唆されていました。
「当クラブとしては、Jリーグの定める代替開催にかかるガイドライン(内規)のもと、対戦相手クラブのスケジュールを最大限配慮した開催候補日を複数案提示したにもかかわらず、期日までに対戦相手クラブからの回答・承諾を得ることができず、その後、別日の提案を受けておりましたが、スタジアムの確保が不可能だったため先に当クラブが提示した日程での検討を打診しておりました」
「強化面における公平性の観点や、昨今全国各地で異常気象による試合中止が増加していることを踏まえ、今後も同様の日程変更が生じる可能性を考慮し、速やかな代替試合を開催することが妥当と考えておりましたが、その後、Jリーグも交えて調整した結果、先にリリースした通り、10月14日(土)の開催日に同意した次第です」
今週、Football ZONEさんに「J1昇格争いに異状あり エースFWが今季絶望…町田・黒田監督の苦しい胸の内」という記事を書いたもので、町田vs山形を取材に行くことにしていたのですが、これはせっかくですから何が起きたのか聞いてみたい。
ということで、試合後広報の方にお願いし、原靖フットボールダイレクターの囲み取材を行ってもらいました。原ダイレクターはまず、「Jリーグと、秋田さんはスタジアムを確保することですごくご苦労されたと思います。Jリーグと秋田さんの方に感謝をします」と話を切り出し、その後厳しい質問に答えてくださいました。
で、本当ならそのやり取りを全文無料掲載しようかと思っていたのですが、同じような話が何度も続いたので全文公開は冗長ですし、もう終盤戦でかなり微妙な時期ということで何を書いても一部を切り取られる可能性があると思って、ここからは会員様限定にさせていただきます。
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