森マガ

【続々報】「本当にこれでいいのかJリーグ!!」とクラクラしたキックオフカンファレンス

「『本当にこれでいいのかJリーグ!!』とクラクラしたキックオフカンファレンス」の記事の流れです。

22日、Jリーグが「メディアサーベイ結果共有会」を開催しました。これはどうやらコロナ2019前からやっている調査らしく、メディアに対してJリーグ及びJクラブの広報体制についてアンケートを配り、その回答を共有するとともに、様々な意見を出していこうという会でした。今年、私のところにもアンケートが回ってきてまた言いたい放題回答したので、これは意見を出しっぱなしにしてはいけないということで取材現場から高速道路を乗り継いで行ってきました。

 

「共有会」という形なので、「発表」「取材」ということではなく、意見を言い合うという感じです。ですので、内容をお伝えするのは控えます。アンケートの結果は、テレビ、新聞、雑誌、フリーランスなどの回答者によって分類・整理されていました。報道陣は40人ぐらい。Jリーグの新任執行役員も3人いらして、ご自身の略歴や担当内容などをお話しになりました。

その話の中で驚いたのは、Jクラブを海外のオーナーが買ってもいいということ。昔はダメだったような気がしてるので、ちょっと規約の変遷を調べてみますが、そう言えば昔、在日朝鮮民主主義人民共和国蹴球協会の方が「Jリーグにうちの国のチームがいたら毎週国際試合で盛り上がるのにね」なんていうことをおっしゃっていました。

今、東京都リーグ2部には在日コリアンによる、在日コリアンのための、コリアンのサッカーチームであるFCコリアがいるので、もしここが昇格してきたら毎週メチャクチャ熱い戦いが繰り広げられるかもしれません。昔、朝鮮蹴球団がすごく強かったという話は伝説でしか知らないので、ぜひ一度見てみたいものです。

質疑応答のコーナーもあり、誰も手を挙げないまま、なぜか私が指名されたので「それぞれのメディアのカテゴリーで抱えている問題が違う。特に一番弱い立場のフリーランスについての問題をJリーグは理解しているのか疑問に思う」と発言しておきました。その後、懇親会の場ではカメラマンも含めて試合取材の実績報告についての問題点なども話をしました。懇親会には野々村チェアマンも参加して、みんなで忌憚ない意見を言い合うという感じになりました。

Jリーグの方からは、現在の試合ごとの取材許可、実績報告の方法では「長期スパンで見て本を書きたい」というフリーランスの人をどう吸収していくかという課題があるという話も伺いました。現在のフリーランスは「本を書きたい」と思っていても、取材許可を得るために何かしら試合原稿が書けるところを探しているという実態についても話をしておきました。

まずはこうやってフリーランスの声も吸い上げようとしてくれたことは大変感謝したいと思います。お、ここから下は会員だけということですごく手のひら返してひどいことを書いているのではないかと思うかもしれませんが、そんなことはありますん。

(残り 794文字/全文: 2020文字)

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