森マガ

あぁ今日もまた無駄に場を緊張させてしまったと反省したJリーグとのやり取り

本日、Jリーグが説明会を事務所で開きました。内容は、5月7日J1リーグ第12節、アルビレックス新潟vs柏レイソルでVARの機材が届かないという問題が起きた原因と今後の対策について。

原因としては、機材を管理する会社が4月29日および5月7日の手配をドライバーに依頼したが、返信は4月29日の確認のみ。5月3日に最終確認のメールを送ったが、ドライバーからは返事がなかった。しかしそのままにしてしまい、結局当日機材が届かなかったというものです。

Jリーグは再発防止に向けた対策として、(1)管理会社が複数人で確認を行う(2)管理会社とドライバーの確認フローを明確にする(3)Jリーグも含めて移動スケジュールを確認する(4)車両の移動開始と完了のタイミングでの報告を義務づける という4点を5月10日の浦和レッズvsサガン鳥栖から実施していると説明しました。

私の意見としては、もっと根本的に検討するべきではないかというものです。

機材届かずVAR未実施を「ミス」で済ますのは危険 データ社会でJリーグが考慮すべき課題

 

(研修で使われているVAR機材。モニターがたくさんあるとワクワクする私としてはちょっとうらやましい)

 

いろいろな国で実施されているセントラル方式をなぜ日本では採用できないのか。そんな疑問を持っているというのは会見が始まる前に伝えておきました。ついでにもう一つの疑問も。また、Jリーグ関係者が「Football ZONEさんの原稿読みました」と言ってくださったので、たぶん私の意見というのはご存じだったのだと思います。

そのせいだと思うのですが、質疑応答で質問が途切れたときに、「あの、どうぞ」と声をかけられてしまいました。で、ちょっと悪い癖が出てしまったというか、私も緊張しているので質問の最初に余計なことを言ってしまって、ちょっとだけ(だと思いたい)場が緊張してしまった気がします。なんか、いつも文句いってる感じに取られてたら申し訳ないです。

で、反省の意味も込めて、私の質疑応答の部分をここに残しておこうと思います。

——今回対策が発表されましたけど、実はもうこれだけで足りないと思ってまして。

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