森マガ

05月12日 森保一監督が帰国時の囲み取材でことさらに説明したこと

5月12日、森保監督がヨーロッパ視察からカタールでのアジアカップ抽選会を経て帰国なさいました。その空港の囲み取材の中で、記者に質問の意図を聞くなど、ことさらに強調して説明した部分がありました。

森保監督が「ストレートに聞いたほうがいい」と注文をつけて聞き直したので、一瞬場がやや緊張したのですが、確かにそこは重要な部分だったと思います。

なお、アジアカップの組み合わせ、日程はこちらにて。

 

——今回の視察の収穫を教えてください。

限られた試合でしたけど、ヨーロッパでプレーしている選手たちの試合を見られた、そして練習も少しですけど見せてもらったりできましたし、また限られた選手でしたけど、直接会って話をしたりとか、そういう練習試合を見る、そして選手を個人面談するということができて、これまでの振り返りと、そしてこれからの活動に向けて有意義な時間を過ごすことができました。

——視察を終えて来月の試合に向けた意気込みを教えてください。

選手たちは本当に意欲的に所属クラブで頑張っていますし、そのエネルギーをまた代表の方で生かしてもらい、6月の代表戦では、新しいチームでまだ勝っていないので、勝ってサポーターのみなさんに喜んでいただけるように結果を求めて頑張っていきたいなと思います。

——今月15日でJリーグは30周年を迎えました。選手として、Jリーグの監督として、日本代表の監督として、この30年の日本サッカー界を見てきてどのように感じてらっしゃいますか。

Jリーグができてサッカーに携わる人間にとっては、劇的に人生を変えるような素晴らしいJリーグという場を作っていただけたことを、たくさんの方々に支えられてJリーグができたと思いますので、感謝申し上げたいと思います。

そして、Jリーグは世界でも最も急速に発展しているリーグだと思います。しかしながら、まず30年という歴史と、ヨーロッパや南米の100年以上の歴史という部分では差がありますので、そこをしっかりと埋めて、追いつきそして世界を追い越すということを、そしてこの急速発展をさらに加速させて、サッカーファミリーの力を合わせてやっていければと思います。。

そしてサッカーがアマチュア時代と比べると、とても日本の中で大きく認知、認識されてきたと思います。Jリーグは代表の強化はもちろんのことですけど、各地域に根ざして、地域密着の活動をするということ、これからも各チームが地域のために頑張って、地域の宝として地域貢献をしていただければなと思いますし、地域から各チームを応援してくださっているサポーターのみなさんには、地域の宝として温かく、そして厳しくチームを見守っていただけるいただければ嬉しいです。

——今回のこの視察で最も印象に残ってる試合とか、選手を教えてください。

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