森マガ

日本代表取材のこぼれ話 02月08日・ヨーロッパ出張中の森保監督取材

森保一監督は1月28日からヨーロッパを視察中。今日は現地の朝9時からオンラインで会見をしていただきました。こうやっていつも進捗状況や考えていることを明らかにしてくださるのは、日本の現在地を知るのにとても役立ちますし、だからこそ丁寧に残さねばならないと思っています。

ところで途中にチラッとおっしゃっていたことが巷の最近の話題を聞いていらっしゃるのではないか、そして最後にいろいろおっしゃっていたのは、何かこの記事を見られている気が……。

――誰とお会いになりましたか?

えっとこれ、言ってもいいのかな。どうかな。ちょっと待ってください。まぁ別にいいのか。えっと、浅野拓磨、田中碧、吉田麻也、遠藤航、伊藤洋輝ですね、それと原口元気という感じですか。昨日、長谷部誠と鎌田大地に試合が終わってからちょっとだけ会いました。その前に川島永嗣と鈴木唯人の練習をちょっと見させてもらってました。そんな感じです。

――選手からワールドカップの話を聞くのが大きなテーマとおっしゃっていましたが。

総じて言ってるのは、振り返りとしてこうやっていかないといかなければいけないことは、ドイツ戦であったり、スペイン戦、コスタリカ、クロアチアと戦い方がいろいろ変わるなかで、対戦相手が変わるなかで、試合中もドイツ戦、スペイン戦、なんかは特に戦うシステムが変わったり、攻勢に出るのか、ある程度受けるのか等々を含めて、いろんな戦いができたほうがいいという選択肢が、カタールワールドカップに向けてやってきて増えて、それを継続、さらにオプションを増やす、そして強化していくことを、言っている選手がほとんどでしたね。

――監督はどう回答なさっていますか。

私も思っているところだったので。選手も同じような感じ方、受け止め方をしてくれているなと思っています。選手もほとんど、チームということももちろんですけど、個の部分で、もっとあげていかないといけないということを言っていましたし、そのためには日常の所属クラブでどれだけ個の能力をあげていけるかを考えてトライしていかないといけないと、ほとんどの選手たちが、より向上心を持っているなと話はしてくれました。

――コロンビア戦が決まったが意気込みを?

コロンビアは非常に、世界的にも強いチームだと思いますし、過去の対戦成績も我々にとって分が悪い結果が出ていますので、ここで2026年のワールドカップに向けて、チームの強化ができるように、そして招集した選手たちの個の力をあげられるように、戦っていきたいと思います。まずはホームで戦うという戦いのなかで、勝利をもって、サポーターのみなさんに喜んでもらえるように挑みたいなと思います。

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