【カタールワールドカップ旅行記】日本であんなに苦労したのは何だったのか
カタール入国の際に苦労した点をお知らせしておきます。
カタールでは、日本のCOCOAにあたるEhterazというスマートフォンのアプリがあります。COVID-19の感染を監視するために、位置情報などを当局に知らせるものです。カタールに入国したあとでないと起動できません。
10月中は事前にいろいろな書類を登録しておかなければなりませんでした。11月になってからは、カタールに来てから起動すればいいということになっていました。
ところがカタールの空港で起動しようと思ってもうまくいきません。もしかしたら日本のSIMでローミングサービスを使っているからかもしれません。
そんなとき、フットサル日本代表をずっと取材し、世界各地に行っている河合拓さんが教えてくれた手順でうまくいきましたので、それをご紹介しておきます。
- ローミングをオフにして、wi-fiでしか繋がらないようにします
- 空港の無料wi-fiに繋ぎます
- Ehterazの最初の画面でスタート、次の画面で必要事項を入力し「レジスター」を押します
- ここでSMSで登録コードを送ったから、というメッセージが出ます
- ローミングをオンにしてSMSが受けられる状態にします
- 登録コードを入力するところの下に、もう1回SMSを送るというボタンがありますので、それをクリックします
- SMSでコードが送られてくると思いますから、それを画面で入力
- 登録完了で起動しました
ずっとこの3番のところでつまづいていたので、もしそういう方がいらしたらお試しください。
……ところが!!! 入国の際に、このアプリを起動しているか、起動したか、あるいはインストールしているか、はたまた存在を知っているかなんて一度も聞かれませんでした!!
事前入力はしたし、もしかしたらと思って接種証明書まで用意したのですが、あの苦労は何だったのか……。