日本代表取材のこぼれ話 10月22日・ルヴァンカップ決勝を観た森保一監督の感想は……
ルヴァンカップ決勝のあと、森保一監督が取材に応じてくれました。これまでも日本代表監督は視察した試合の後、記者の取材に応じてくれていたのですが、ほとんどの監督が混雑を避けるため試合終了前にスタジアムを出るので、話を聞こうと思うと終了間際が見られませんでした。
ですが森保監督は試合を最後まで見届けてから取材に応じてくださるので、終わりまで試合を見たい私も取材することができます。それにしても今日の試合も最後まできちんと見なければいけない試合でした。
——工藤さんについてコメントをお願いします
工藤のことを聞いたときにはもうびっくりしましたね。ICUに入ってるということで、何とか回復してもらって、また元気になってもらって日常生活できて、サッカーできるようになるように、ということを本当に祈ってましたけど、本当残念な思いでいます。
彼に対しては、私が広島の監督をしてたときにMLSでプレーしてて、カナダのチームで、そこからオファーさせてもらって広島に来てもらい、一緒に仕事をさせてもらったんですけど。もう本当にチームのために献身的に自己犠牲を払って、魂のプレーをしてくれるという素晴らしい選手でした。
ピッチ外のところでもチームのためにという行動をして見せてくれた、本当素晴らしい人間でもあったと思います。本当に悲しいことになってしまいましたけど、本当に改めてご家族であったり、工藤の周りでこれを支えていた方々に、改めてお悔やみを申し上げるとともに、本人には「これまでサッカー界で頑張ってくれてありがとう」ということと「安らかに眠ってください」ということを、そして「ご冥福をお祈りします」ということを本人に捧げたいと思います。
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