森マガ

しつこく聞いたので申し訳ない気持ちもありますが……

本日、日本サッカー協会技術委員会が開催され、反町康治技術委員長が取材に応じてくれました。

冒頭、しつこく聞いたのでちょっと申し訳なかったかな、と思ったりもしてますが、森保一監督の続投はあるのかどうか、気になるところですから。

 

みなさん、こんにちは。お疲れ様です。

今日の技術委員会では、決議の事項としては指導者養成の承認ぐらいでして、あとは報告がほとんどです。大学生のU-23の報告も含めて、当然ながらサムライブルー、U-21、U-19のアジア予選、U-17の新潟国際、そして今、明日シリア戦がありますけれども、U-16の中東の報告と、たくさんありました。

多分みなさん、サムライブルーの活動のところのコメント欲しいと思っていますので、こちらのほうから発信しますけども、アメリカ、エクアドルとデュッセルドルフシリーズで行いまして、試合を終えた翌々日ですかね、森保監督以下スタッフと振り返りと、今後の日程の再確認をしております。

その内容は今日の技術委員会で成果と課題という言い方になりますけども、話をさせていただいいただいたのと、ほとんど似てる内容です。

あと多分ニュースソースになるとすると、そのサムライブルーのところですけども、トレーニングパートナーで何人か連れて行こうと思っております。その際にU-19がヨーロッパで活動をしているんですよね。実は11月14日からかな。その活動の後に何人かがカタールのドーハに行きまして、一応今の予定では12月2日まで。トレーニングパートナーとして、独自で練習するときと、たとえば紅白戦をするときがあるとすれば、そこで一緒にトレーニングを行うと。彼らは今のところドイツ、コスタリカ、スペインと、この3試合はスタジアムで生で見ることができるというような形で一応考えております。

質問が多分出てくると思うんですけども、U-21も活動をしてます。スイスとイタリアです。この試合は生では残念ながら行けなかったんですけども、映像では確認をして、ちょっとこの世代は、アジアではそこそこできるんだけども、ヨーロッパのU-21のEUROですね、オリンピックの予選を兼ねてる大会が来年あるんですけども、そこに向けての強いチームとやったわけですけども、ちょっと力の差があるかなと思ってるので、そういった意味では今後強化のポイントとしてヨーロッパを目線に置きながらやっていきたいなというふうには考えております。実際11月もそのつもりで活動していきたいと思ってます。

U-19のところは1次予選という言い方になりますけども、予選がこれ終わりまして、なんとかイエメンに勝つことができて、最終戦、3月、それを勝ち上がってインドネシアで5月ですかね。大会に備えていきたいと。

ちょっと話前後しますけども、U-21の大岩監督はイタリア戦が終わった後、イタリアからデュッセルドルフに来て、エクアドル戦を一緒に見てました。デュッセルドルフで、大岩監督ともうミーティングを持って、試合等の感想またスケジュール等の話をさせていただきました。

代表活動の話がメインに今日はなったんですけども、そうした報告を含めて行いました。私からは以上です。

 

——日本代表の成果と課題についてもう少し詳しくお願いできますか?

ゲームが近くなってきている、本番のゲームが近くなってきてるので、あんまりいろいろ言うことはできないんですけども、アメリカ戦はお互いに非常にハイインテンシティのゲームだったっていう数字的にも残ってます。今までの中で一番インテンシティがお互いに高かったとして、今までの試合の中で、僕が来てからですけども、一番高かった試合でした。

エクアドル戦は、インテンシティという意味ではデュエルのインテンシティの強度っていうのが非常に高かったですね、いわゆる球際のところの争いであるとか、それは地味な選手が多いのかもしれませんけども、非常に球際で戦って戻るスピードであるとかそういうのでも、戦うチームとやれることができて、そのスタンダードを感じることができたというのはまず大きな成果だったかなっていうふうに思ってます。

もちろんサッカー的な、戦術的なことはたくさんあるんですけども、それはちょっとあまり触れることができいません。ただ、私がスタジアムの上から見た目線の問題点と、うまくいったこと等は大体スタッフとの間の話でも大きな違いはなかったので、彼らもそれは認識できていると思ってますし、この2戦をどう捉えるかっていうのは、本番を見据えてという国もある意味あったかもしれませんけども、我々はやっぱり最後の選考のそのオプションとしていろんなことを踏まえた上で、今まで以上に選手の並びを変えたりとか、ポジションを変えたりとか、そういうことをやってきて、その結果も大事にしながらも、やっぱり一番大事なのはワールドカップの本大会での結果っていうところを踏まえてやっているので、そういう意味でのいろんなトライアルができて非常に充実してきてると思いますし、選手の中で集合していろんなことをトライして、たとえば長谷部が来ていろいろ話をしたりとかして、徐々に気持ちが高ぶってきてるとか本番モードに入ってきてるなっていうのは正直感じてます。

——森保監督が本大会でいい成績でしたら続投もあるかと思うのですが。

大会の結果云々については今回は全く話をしておりませんね。森保監督は多分数字のところで見てませんけども、歴代の中でも非常に高成績を上げていますし、ワールドカップの本大会の出場も苦しい状況でありながらも結束してここまでやってきたと。

順調と言えば順調と言えるような準備ができてきているので、ここで最後の詰めをしっかりして、本番でやはり自分たちの持っている力を100パーセント以上出せるような努力してもらいたいと。我々は、技術委員会も含めて、団長である私はそれをサポートする。またはそのスタッフでも一応そのリクエストに応えるような人も揃えてきたつもりではいるので、何とかいいバックアップができるように頑張っていきたいなという気持ちは強いですね。

——続投してもいいと思うのですが、

いや、それはもう何とも言えません。これはだって終わってみなきゃわからないでしょ。そういうふうに言ってくれれば非常にありがたいですよ。

ただ人事については今の段階で全くコメントするつもりもないですし、今の我々の気持ちというのは、もうそこに向けて120パーセントサポートしていくしかやり方がないので、それはご理解願いたいなというふうに思いますね。

(残り 2216文字/全文: 4909文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ