日本代表取材のこぼれ話 09月02日・もしかして森保監督ちょっとイラッときてたのかも
ヨーロッパ視察中の森保一監督がオンラインで取材に応じてくれました。
その中でふと思ったのは、「もしかして森保監督、これまでいろいろ言われてちょっとイラッときてたのかも」ということです。それは選手にプレーの中で判断する自由を与えていることについて、「根本のチームのコンセプトであるベースは、ちゃんと選手たちに持ってもらった上で臨機応変に対応していくということ。すべてが選手任せで、自分たちの好きに、自分たちの感覚で臨機応変にやっていくということではないということはご理解いただければと思ってます」と力を込めてお話しになっていましたから。
さて、私の質問の部分だけは無料公開しておきます。
——これまで視察した試合を教えてください
フライブルク(堂安律)vsボーフム(浅野拓磨)、シャルケ(吉田麻也)vsウニオン・ベルリン(原口元気)、ケルンvsシュツットガルト(伊藤洋輝、遠藤航)、ヘントvsアントワープ(三好康児)の試合を見ました
——選手には会えましたか
全部の試合ではないですが、何人かの選手には試合が終わったあと会いました。クラブによって対応が違うので
——今後誰に会う予定ですか
特に決めてなくて、まずはデュッセルドルフからJFAのオフィスを拠点にしながら試合先に動いています。JFAオフィスに治療部屋もありトレーナーもいるので、そこに選手の何人かがきていて、吉田麻也、会えなかったけど板倉滉、浅野拓磨が来ました。タイミングが合えば話すという感じです
——会いに行こうと思っている選手はいますか
特に決めていなくて、試合の視察に行ったとき会える選手とは話をしようと思ってます
——試合数に対して出場時間数が少ない選手がいますが、たとえば原口元気や南野拓実についてはどう考えていますか
シャルケvsウニオン・ベルリンの試合に行ったときは原口は出場機会がありませんでした。ただ、私見ですが、シーズンが始まってからは試合に出ていたので、補強で同じポジションの選手が来ていて、少し出場時間が減っているのかと。完全にポジションを失ったということではなくて、ヨーロッパの大会には出ているのでローテーションでチームとしては考えているのかと思います。すべての試合に絡むという感じではないかと見ています。
南野は今年移籍して新たなチームでプレーしているということで、存在感を見せることと、チームの中で他の選手と連携連動して戦っていくことのクオリティを上げているところだと思います。移籍したあとの難しい状況の中でしっかり戦いながら自分のポジションを確保しようとしていると思います。簡単ではないと思いますが、助っ人でチームに加入していると思うので、プレー内容以外に結果も責任としてかかってきますから。これまでも厳しい環境の中で戦っているので、いい選手なのは間違いないので出続けてほしいと思います
——心配は?
心配していません。試合の出場は去年よりも出て行ける流れだと思います
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