サッカーの羅針盤

公開記事【ジュビ論】[500対談]神戸から勝ち点を持ち帰る方法論(1)結果にナーバスになる必要はない

シーズンの”ラスト5”に臨むジュビロ磐田ですが、逆転残留への最初の関門がアウェーの神戸戦です。今回は長年の磐田ウォッチャー”500さん”こと、五百蔵容さん(@500zoo)をゲストに、神戸から勝ち点を持ち帰るための戦略を語ります。

 

河治

大前提ですけど、神戸戦に関して、残りの”ラスト5”ではあるんだけど、まずは神戸に集中して、そこで一戦必勝で行こうみたいな声もあったりとか。そういう感じにはなってるけど、引いた目線で見た時に、本当に勝ち点3がマストなのか、アウェーなので最低1を取って、ホームの3連戦に照準を合わせていければ、そんな慌てることもないのかなとか。どう見てますか?

五百

やっぱり日程くんというか、神の采配というのか。神戸戦の後の4試合が相手が、幸か不幸か、鳥栖以外はあの実力的には磐田より上のチームばかりですけれど。だけど戦術面とか、やり方の面で、付け入る隙がまだある相手が4試合並んでると思うんですよね。しかもガンバ、マリノス、東京はホームでやれるので。

河治

そうですね。

五百

ガンバはいろんな顔がありますけど、そのほかは今、磐田が取っているやり方で、十分に抵抗して隙を突くことができる相手ばかりなので。

河治

そうですね。マリノス戦は当然、台風の影響だったので。日程くんというか、あの時にやってたら正直、勝てたか分からないですけど、ジュビロは広島に負けはしましたけど、あそこで戦い方が定まって、堅く守りながら、しっかり隙を隙を突いて行くぞというところのベースを広島戦で作って。さらにセレッソ戦では守備の堅さは変わらないけど、攻撃の方法論でアプデートされた感じがあるので。

五百

はい。

河治

そういうところで見ると結果的にですけど8月31日にやるよりも、勝機はあるのかなという気もするので。笑

五百

そうですね。

河治

だからマリノスにとってもありがたかったかもしれないけど、ジュビロから見てホーム3連戦になったということで、すごく良い流れなのかなと思いますね。

五百

なんかここで妄想ですけど、残りの4試合で勝ち点12を目指すということを考えると、現実的に考えて神戸戦は1だと思います。地力が相当に違うので。

河治

万が一、仮に敗れたとしても良い戦いを広島戦みたいにやって、そこから中8日ぐらいで十分、もう1回身を入れてホームのガンバに行けるので。そんなに悲観することもない。ただ、今勝つぞーっていう流れを下げたくないので。一戦必勝で神戸に挑んでいいいんですけど、結果ゼロだとしても絶望ではないよとは言っておきたい。

五百

そうですね。

河治

ただ、生物でもあるので。ジュビロが金曜日にやって、その後の週末に行われる他会場の結果によってはより難しくなるかもしれないし、たとえばアビスパ戦で柏が、不利と見られるアウェーの福岡で勝っちゃうとかね。

五百

はい。

河治

基本的に、柏にとってアウェーのアビスパはキツというか。一巡目にホームで負けてる相手なので。その後に柏と新潟の試合が来て、また”6ポイントマッチ”になる流れもあると。色々とあると思うんですけど、ジュビロに矢印を向けると今はマックスパワーで3取る意思で行っていいけど、出た結果にナーバスになる必要はないのかなと。

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