【ジュビ論】逆転残留の絶対条件:6試合の中に必ず山を作ること
ジュビロ磐田はホームで首位のサンフレッチェ広島に1−2の負け。結果にこだわる3バック(守備時はほぼ5バック)で強大な相手に挑み、粘り強さと必死さは見せましたが、やはり1対1のところで上回れるシーンは多く、広島の強度を堰き止め切ることはできませんでした。
代表ウィークを前に2連敗。この間、残留の直接的なライバルと見られた柏レイソルと湘南ベルマーレはそれぞれ自分たちより上位の相手に勝利して、勝ち点を伸ばしました。開幕前は「勝ち点40」を最低ラインの目標として、おおよそペースは維持してきましたが、リアルな指標として勝ち点40だと残留は難しくなりそうです。
前半戦はジュビロより下にいた湘南と京都が夏場に勝ち点を大きく伸ばし、停滞していた川崎フロンターレも7月の終わりから8月にかけて3連勝を飾るなど、前半戦で低迷したチームも夏場から後半戦の頭にかけて、どこかしらで連勝の山を作った一方で、ジュビロは4月に新潟と京都に連勝して以降、一度もそうした山を作れずにきたことが、いわゆる”ジリ貧”の状態を生んでいるのは確かです。
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