サッカーの羅針盤

公開記事【磐田の歓喜】”トト”にゴールと勝利を捧げる!横内監督が語るストライカー像

 

イタリアW杯の得点王で、ジュビロ磐田で現役生活を終えた”トト”ことサルバトーレ・スキラッチさんが亡くなりました。

現役時代をともに過ごした藤田俊哉SDはクラブを通じてあまりにも早い突然の別れに驚くばかりです。ワールドカップの得点王と、ジュビロで一緒にプレーできたことは、サッカー選手としての宝物です。素晴らしいストライカーでした。彼のプレーから多くのものを学びました。ご冥福をお祈り申し上げます」とメッセージを贈っています。

ジュビロ磐田「サルヴァトーレ・スキラッチ氏の訃報に際しまして

アビスパ福岡戦の当日はヤマハスタジアムに献花台も設置されるとのこと。福岡戦は磐田にとって残留に向けた非常に大事な一戦となりますが、ヤマハで数多くのゴールを決めてきた”トト”に捧げる追悼試合の意味合いもあります。

横内監督は「ああいう世界的な選手がJリーグに当時は来ていて、スキラッチさんに関しては本当にもう、世界でも知らない人がいないぐらいの選手だったので。すごい大きなインパクトが残っています。僕も年が近いので、本当に早すぎるなと強く思いますし、ただ、本当に彼のプレイっていうのは本当に心というか、皆さんの本当に心の中に残ってるんじゃないかなと思います」と語ります。

 

 

ーーちょうど横さんが現役引退される年で。ビッグアーチでスキラッチさんが決めて、広島はファンレーンがハットトリックした。

すごいですね。全然、覚えてないです。笑

ーーあはは(笑)。ああいうストライカーって、現代サッカーが運動量とか守備戦術とか変わって行っても、ストライカーの決定力はどんな時代であれ、すごいストライカーはすごい。横さんか観て、すごいストライカーというのは?

僕も同じチームでストライカーという選手、外国人選手でいましたし、日本人選手でもいましたけど。点取れる選手というのはあんまり、ここにポジションとってああして、こうしてというよりも、その局面になったらそこにいる。そこで技術を発揮できるかもあるんですけど、とにかくそこにいる。なんでいるんだろうっていうのは以前から思ってますし、現時点でもそこにいられる選手が点取れるんだと感じてます。

ーースキラッチさんで思い出されるのはよく「ストライカーは育てるものじゃない」と言われますけど、何センチにこだわる、ちょっと味方のパスがずれただけでも「こっちに出してくれ」みたいな。ああいうのはジュビロでも、ストライカーに限らずそういうこだわりが、さらに研ぎ澄まされて行ってほしいというか、継承されるべきもの?

ジュビロで言うと、そう言うのはすごく継承されていて。数多く、日本を代表するストライカーが生まれているクラブだと思っています。それが、今いる選手たちがしっかり継承してくれて、点取ってくれることを望んでいます。

ーーそういう意味ではジュビロの勝利がもちろんですけど、ジャーメイン、渡邉りょう、ペイショット、そういったストライカーが決めて、スキラッチさんに捧げるゲームになればいいですね。

本当にその通りで。明日のゲーム、我々がそれを示すことで、スキラッチさんを送り出すものなのかなって思っています。

ーーぜひ勝利で終えて、公式の映像で、試合後に横さんのスキラッチさんに捧げる言葉みたいなのが・・・こうやって言っちゃうと横さん噛みそうなので、忘れてください。笑

はい、忘れます。笑

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