サッカーの羅針盤

公開記事【磐田の歓喜】なぜジャメは海外移籍に関して口を開いたのか:サポーターも100%、そこに気持ちが向けないんだったら、しっかり話そうと

 

ここ数日、ジャーメイン良に英チャンピオンシップのブラックバーン・ローバーズからオファーが舞い込み、移籍が前向きに動いているような情報が出回り、二次情報を扱ういくつかの国内メディアでも記事になるなど、騒動が起こりました。

これに関してジュビロ磐田のサポーターもSNS上で、驚きや憤りの反応が相次ぎ、事実と認識した上で、移籍に理解を示す声もあれば、移籍が成立する前提でのフロント批判なども見られました。

このご時世、そうした反応には仕方のない部分もありつつ、目の前の札幌戦に向けて、何とかジャメの試合に向けた声を届けたいと筆者も考えていましたが、現地に居合わせた報道陣も思いは同じだったようで、練習後、ジャメを記者数人で囲むことになりました。

そうして札幌戦に向けての取材が一通り落ち着いた後に、数日間、不安になっているサポーターに向けてのメッセージを求める質問に対して、ジャメがゆっくりと、しかし力強く口を開きました。

 

ジャーメイン良「僕は今まで通り、毎試合、毎試合、目の前のゲームに向かってやっている」

僕が一番信頼してないのはネットの移籍情報と推定年俸と残りの契約年数。この三つは正直、信用できないと思います。

自分の話せる範囲というか、しっかり話をすれば、なんか合意したとか出てましたけど、正直、正式なオファーは来てないので、合意しようがないというか。

僕自身、サッカーを始めた時からイングランドでプレーしたいっていうのは僕だけじゃなく、多分、誰しもがある。学生がプロになりたいっていうのと同じような気持ちで、イングランドでプレーしたいっていう気持ちがあるっていうのは前提の中で、正式なオファーが来てない。

もちろん名前が出るってことは、それなりに何かリストに入ってるのかなとはエージェントとも少し話したりしましたけど。現時点で、何も正式なオファーというのは来てないです。それに対して、なんか僕が町田戦で「怪我をしたくないから力を抜いてプレーしてた」みたいなメッセージとか、ちょっと来たりとか。見えたりとか。

それは本当に残念というか、無いので。本当にそうだったら、僕出てないので。そういうものは一切ないし、僕は今まで通り、毎試合、毎試合、目の前のゲームに向かってやっているので。本当に、チーム一丸となって、クラブとサポーターも一丸になって、次のゲームに向かっていく時なので。今のところそういう事実がないということだけは伝えたかった。

ーー本来は話しにくいことだと思うけど、今は札幌戦に100%、120%で行きたいから?

そうですね。こういうのあんまり選手が言わない方がいいと思うんすけど、僕も変なそういう目で見られながら試合に出るのが嫌ですし、サポーターも100%、そこ(札幌戦)に気持ちが向けないんだったら、しっかり話そうと思っていました。

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