サッカーの羅針盤

【Jフォーカス】サッカー少年のようで、兄貴でもある。新天地・大宮で杉本健勇が目指すもの:「俺出れないからいいわ」っていうチームに俺はしたくない

 

 

J3の大宮アルディージャは中山雅史監督が率いるアスルクラロ沼津と対戦し、1−1の引き分け。杉本健勇がシーズン5得点目となる鮮やかなミドルシュートを叩き込みますが、。終盤に攻勢をかけてきた沼津にオウンゴールで同点とされると、そこから勝ち越し点をあげることはできませんでした。

セレッソ大阪、川崎フロンターレ、浦和レッズ、横浜F・マリノス、ジュビロ磐田を渡り歩いてきた杉本健勇はJ3に低迷する大宮の救世主として期待されますが、長澤徹監督が期待するように、フレッシュな気持ちでサッカーに向き合う姿が沼津戦でも表れていました。サッカー少年のようでありながら、やはり若手のリーダーでもある。

そんな杉本健勇に、新天地での現在を聞きました。

 

ーー先制点を綺麗な形で?

そうですね。(藤井)カズシも自分で打つと思いますけど、丁寧に出してくれたので。あいつは結構ね、ゴールもそうですけど、俺にアシストしたいっていう気持ちを言ってくれる可愛いやつです。

ーー自然体のゴール?

そうっすね。相手がもうこっちに来ることも分かってたし、キーパーも展開的に、絶対左に動いてたので。インステップでいいところ行けば、逆にあまり飛ばないなと。いいコースに行ったってことですね。

ーーそれでも1−1で勝ち切れなかった?

最後、俺もチャンスあったんです・・・とりあえず1失点、2失点にしても覚悟してたので。1失点はしゃあないと。やられてからの後が大事と思ってたので、俺自身そこがね、想定内だったです。1−0では終わらんよなって。だから俺自身、チャンスを決めきれなかったのは悔しいです。いやホンマ、ちょっとだと思いますね。決めたかったんですね。全てがうまくいかないけど、次につなげれたらなと思います。

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