サッカーの羅針盤

復帰記念【マリノスの羅針盤】[復刻版]マリノスからレノファに来た新鋭GK寺門陸。呼び名は”ジモン”

横浜F・マリノスはレノファ山口に期限付き移籍していた寺門陸の復帰をリリースしました。

「来シーズン、横浜F・マリノスでプレーさせていただくこととなりました。
またF・マリノスのエンブレムを付けて戦えること、大変うれしく思います。それと同時に、このエンブレムをつけるということの重みと覚悟を持ち、3年間山口で学んできたすべてのことをぶつけ、誠心誠意頑張ります。応援よろしくお願いします!」

3年間”維新の国”であたたかさに支えられながら、確かな成長をした”ジモン”がマリノスの厳しい競争に身を投じていくのが楽しみですが、今回はマリノス復帰を記念して、レノファに加入したばかりの頃のインタビューを復刻版を公開箇所も大幅に拡大してお届けします。

初々しい”ジモン”の言葉をお楽しみください。

 

取材日:2021年1月

マリノスの強化の方々からもチャンスがあるって言われて来てるし、常に日々大事にしてやっていけば必ずどこかしらでチャンスは来ると思う」

 

寺門陸(てらかどりく)は横浜F・マリノスのユースからトップ昇格し、すぐにレノファ山口に期限付き移籍となりました。

練習中は「ジモン、ジモン」と誰よりも多く名前が呼ばれているところからしても、つかみはOKと言えるでしょう。怪我で離脱中の山田元気も合わせてGK五人体制のレノファで”ジモン”は競争に打ち勝って試合のピッチに立てるでしょうか。

 

ーーチームメートやコーチから”ジモン”と呼ばれてますが、山口に来て最初から?

そうですね。けっこう陸が多くて、三人いるので。陸だと被っちゃうので、苗字が寺門(テラカド)なのでジモンが一番覚えやすいかなと思って、自分から言いました。

ーーマリノスユースでは普通に「テラカド」と言ってましたよね?

はい(笑)。ジモンのが呼ばれやすいのでいいかなと。

ーーどんどんいじってもらえる・・・

はい、そうですね(笑)

ーー実際にこうやって山口に来てみて、環境を変えると言ってもマリノスと同じく、基本的なボールを握って行こうというのが変わらないのは大きい?

はい、自分のプレースタイル自体が細かくつないでいくタイプなので、マリノスと似たスタイルのチームでやりたいと思っていて、いいチームに来られてよかったです。

ーーボールをつなぐベースを持ちながら、対戦相手に応じてディフェンスで締めるところは締めるという渡邉晋監督のスタンスはありますが、そことのバランスはどう考えていますか?

基本的に今までやって来たことを全部出せば、ユースでやって、マリノスのトップチームを経験して、いろんな戦い方も理解しているので。守備の動かし方も自分なりに、コーチングは自分の武器だと思っているので、そういうところで味方を動かしながら締められたらいいなと思います。

ーーU-17代表とマリノスユースの試合も幕張で観ていたんですけど、やっぱりコーチングはしっかりしている印象で、そこで意識していることは?

一番後ろで全体的に見えているのが自分なので、見えていることを常に喋るっていうのは意識してます。特に誰から破れって言われたわけじゃないんですけど、もともと自分の声的に通るので、それを武器として意識してます。

ーーしっかりコーチングしながら動かすところと、本当に自分がいけないところ、キーパーとしてどう考えていますか?

常にコーチングしながらも、自分がいつシュートを打たれてもいいように準備しています。そこは頭の中で100%声だけになるんじゃなくて、半々ぐらいで、むしろ決められる方がダメなので、打たれることをずっと頭に置きながら、観て感じることを伝えています。

ーーここで成長してマリノスでというイメージはありながらも、やっぱり今レノファで、昇格への2年計画と言われてますけど、そう言った中でどういう存在になっていきたいですか?

やっぱり与えられた環境で、自分はGKコーチの土肥(洋一)さんに教わったりとか、ビルドアップでつないでいくチームはなかなかJ2では少ないので、そういうチームでプレーさせてもらえるのは自分にとって大きいと思います。マリノスに戻れるのが一番いいですけど、もし戻れないとしても、次のチームに行くにしても、レノファでやれるにしても、自分にとってプラスになるレンタル移籍の期間にしたいと思います。

ーーただ、すごい早い段階の移籍だから。大きなチャンスがあるとマリノスがわも期待しての期限付き移籍だと思うので、それに応えていきたい気持ちは?

そうですね。やっぱりマリノスの強化の方々からもチャンスがあるって言われて来てるし、常に日々大事にしてやっていけば必ずどこかしらでチャンスは来ると思うので、そのチャンスを逃さないように毎日やっていきたいと思います。

ーーマリノスもオビとか期待されている選手はいますが、ただ絶対な守護神ではないし、向こう10年は安心みたいな存在は現れていない。そういう意味ではレノファでポジション争いをするけど、マリノスのそういう状況というのは視野に入れていたりしますか?

そんなに今はマリノスのことは考えていなくて、やっぱりレノファの1年目で、一番下からのスタートになるので、レノファ山口というチームで試合に絡めるようにと常に考えています。あんまり今マリノスのことを考えても意味がないと思っているので、頭の片隅に戻りたいという気持ちは置いて、このチームで活躍したいというのが一番大きいので、レノファで活躍するイメージを強く持っています。

ーー関憲太郎選手もすごい経験を持っていますが、見習うだけじゃなくて今年にでも早ければ打ち勝っていくために、自分の中でどういう存在?

やっぱり一緒にやって見ているだけでもすごく勉強になりますし、1つ1つの動き、キャッチングとかステップとか、自分がまだまだ全然未熟なところがたくさんあるので。そういうところを見て、盗んで、自分が今まで持って来たことにプラスして試合に絡めるように頑張って行きたいです。

(残り 997文字/全文: 3509文字)

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