【マリノス航海誌外伝】マリノスを見返すではなく、成長を見せていく。柏の”プリンス”山田康太の流儀(後編)僕はゴール裏に行きたかった
横浜F・マリノスに2−0と勝利した柏レイソル。”古巣対戦”で、2トップで細谷真大と攻撃を牽引した山田康太。まさにマリノス日とっては嫌な相手だった訳ですが、本人はマリノスを見返すより、成長を見せたいと言います。クラブを離れても消えることがない、山田康太のマリノスに対する思いとは。舩木渉記者が聞きました。
取材・舩木渉
山田康太「僕は行きたかった」
――今のポジションはFWという認識でプレーしているのか。
立ち位置は1.5列目というか。守備の時は2枚並んでプレスに行っていますけど、もっとボールを持てる試合の時は自分がもっと降りていって穴を見つけたり、そういうことを考えながらやっていって、多少自由なタスクを与えられているのでやりがいはあります。
――ディフェンスラインの手前までボールを持ちながら下がってきて、そのまま横切って自分でサイドを変えるのもありという感じ。
そうですね。そこから結局僕のところで数的優位を作って入っていったり、レイソルにはああいう時間がもっと必要だと思います。ちょっと縦に早い分、自分らの時間帯が少ないから苦しいゲームが増えていましたけど、中断明けからは僕たちがボールを持って相手を動かす時間帯も少しずつ増えているので、自分がその中で1つの役割を担えたらいいなと思います。
(残り 1279文字/全文: 1835文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ