サッカーの羅針盤

【コンサタイム】マリノス戦で復帰へ。なぜ深井一希にとってルヴァンは”特別な大会”なのか。”94ジャパン”の記憶と仲間の存在

 

筆者が初めて深井一希を取材したのは2011年。メキシコだった。

U−17W杯で”94ジャパン”と呼ばれる代表チームの主力選手だった深井一希はまだあどけない表情の16歳だったが、才能はメンバーの誰にも負けないほどだった。

おどろされたのがクリーンにも深く突き刺すようなタックルで、ことごとく相手からボールを奪い取り、正確なファーストパスでチャンスの起点になっていた。筆者も思わず「深井のタックルは深い」と言ってしまったほどだ。

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